月の裏側

テーマ:
恩田 陸
月の裏側

友人に、旅行に行きたいけどいいところないかな~と相談され、

そういえば・・・一度行ってみたいところはある

と話した。


“掘割のある昔からある町” のモデルとなった、福岡県の柳川

物語の中では、鍵となる存在。


いつも上手いなあ~と舌を巻く。

人が死ななくても、怖い話は書けるんだよな~。


死んでないのかは難しいところだけど。


主人公の性格が、なんとも言えずいい。

色恋でも、友情でもなく、強いて言えば謎解き。


見えないものの存在、語られないものの存在。

そんな不思議を不思議と信じられるような気がしてくる。




深夜に一人の部屋で読むと、より一層すごさが引き立つ。

働く情熱

テーマ:

暇な週末に、読みきれる漫画が読みたくなったりする。

まさに衝動買い!


安野 モヨコ
働きマン (1)
安野 モヨコ
働きマン (2)

出版社で週刊誌の編集をしている主人公。

仕事への熱意は、自分次第なんだよな~と。

主人公が悩んだりすることも、周囲の人間に対する憤りも

仕事をしている人なら、よくあるよくある~ということで、

若い世代は特に共感しやすい内容。

面白いなあ。


こんなにばりばり働いているわけではないけど(汗)

情熱をもてる仕事に就けるって幸せなことだなーとしみじみ。

子供の気持ち

テーマ:
梨木 香歩
西の魔女が死んだ

子供時代の何ともいえない不安とか、不満とか、やるせない気持ち

を思い出した。

全体的に穏やかで暖かな雰囲気の作品。


よく大人になってからこんなに子供の気持ちがリアルに書けるなあ~

と関心してしまう。


自然の中で生活するおばあちゃんの毎日の中で、不登校になっていた

まいが自分を取り戻していく。


おばあちゃんの暮らしを、自分たちとは一線をおいて、少々冷ややかに

見ているまいの両親の姿も、教室で起こる女の子の人間関係の駆け引きも

みんなリアルで、胸が苦しくなりながら読んだ。


小学生くらいの子供がいたら読ませたいなあ。


ガイドブック

テーマ:
「地球の歩き方」編集室
バリ島

今月、バリに行きます。

そこで、おきまりのガイドブック!

他のに比べてちょっと高めですが、写真、マップの見易さで

選んでみました。


すっかり更新をサボっていましたが、復活の兆しです。

今年もよろしくお願いします。



久しぶりになっちゃった。

あらららまー。

日常があまりにも大変で、本を読むという心のゆとりを失っていたわ。


またゆっくり本のこと、書いていきたいと思います(ぺこり)


よしもと ばなな
王国―その1 アンドロメダ・ハイツ―
よしもとばなな
王国 その2 痛み、失われたものの影、そして魔法

ある日、突然、それまでのほとんど全てだったおばあちゃんと二人の

山奥での生活が終わり、街に下り暮らすことになった雫石のお話。

自然のものとみえないものとで、いろんな能力を持った

登場人物たちが、いろんな形で人を癒す職業についていて、

お話が全体的に、絵本のようなほんわかさ。


1が結構好きで、2,3と出るたびにそうそうに読んでいた。

けど、1が一番わくわくする感じで好きかな。

2と3は、迷いながら、出口を求めている感じで、3で完結。


よしもとばななの本は、大切なことが小説という媒体を使って、

ちりばめられて表現されていて、小説を読みながらところどころに大切な

ことを見つけら感じがとても好きだった。


最近はなんだか全てが大切な伝えたいことという感じになっていて、

読んでいても、なんだかちょっとだけ含みがないというか。。。

余りがないというか。。。。


好きは好きなんだけど、自分で気づくという楽しみがない感じかな。


雰囲気とか登場人物のあり方とか、とっても好きなんだけどね。


博士の愛した数式

テーマ:
小川 洋子
博士の愛した数式

事故の後遺症で80分しか記憶ができなくなってしまった博士と、

その家に家政婦として派遣された主人公とその息子の物語。


新しいことの記憶ができなくなった博士は、毎日通う家政婦の私すら

覚えることができず、日々仕事は自己紹介から始まる。

慣れてもらうことができたいため、関係の積み重ねがなく、仕事として

通っていた家。

そこへ主人公の息子が登場して、物語は徐々に展開を見せる。


新しいことの記憶ができなくても、事故の前の記憶は完全で、

数学者としての博士は、日々数式に向かっている。


年長者が、年少者としての子供をただ愛する姿。

それが当然のこととして描かれている。


人生の終盤の時が、悲しくも平和でいろんな愛情に満ちている。


切なく暖かな物語。



嬉しいことも悲しいことも

テーマ:

「父さんは今日で父さんをやめようと思う。」

瀬尾 まいこ
幸福な食卓

一見平凡な家族だけど、父さんをやめてしまった父さんと、

元天才のお兄さん、家を出て一人で暮らしているお母さん。

一番平凡な妹が主人公となって物語りが描かれる、家族ととりまく人々

の日常。


後半の衝撃の出来事のため、平和で幸福な物語ではないけれど、

嬉しいことも悲しいこともある当然のことを、

瀬尾まいこ独特なユーモラスな感じに描いている。


平凡な毎日も、二度とない1日の集まりなんだと思わされる。

読後感もほわーんといい感じ。


今までで一番好きかも。




お菓子の国へ

テーマ:

料理の本は、写真が素敵なものを選んでしまう。

ケーキとか特に。

美味しそうかどうかが重要だもんね~


藤野 真紀子
シンプルなお菓子

シンプルモダンがテーマ。

本当に見た目も素敵。


手が込んでるものが多いけど、できあがったものは確かに美味しくて

喜んでもらえます。

結局、それが一番。