本日、自死遺族の分かち合いの会をおこないました。
自死に至る理由は複雑で、一人として同じであることはなく、複合的なことが重なって、最終的に自死に至ったものだと言われます。
よく例えられるものの一つに、コップの水の話があります。
コップに少しづつ水が溜まっていっても、ある程度までは耐えることができます。
でもコップの容量を超えたとき、とうとう水は溢れてしまい、自死に至ってしまうと。
学校に対して、会社に対して、病院や施設に対して…。
私たち自死遺族は納得のいかない場合があります。
そんなとき、私たちは、訊きたいのです。
それは、コップが溢れた瞬間の話ではありません。
コップの中身が何であったのか…なのです。
愛する人の心の中のコップに溜まっていったものが、「いじめ」という泥水だったのか、「不適切な対処」という濁った水だったのか。
私たちは、コップの中身こそを知りたいのです。
誰かを叩き潰したいわけでも、槍玉に挙げたいわけでもありません。
それなのに、話が伝わらない。
こんなことがもう2度と起こることのないように、ただそう願っているだけなのに…です。
あなた方のその「立場」というものは、人の命よりも大切なものですか?
誰も追い詰められることのない世界へ。
心からそう願います。
対面のお茶会を開催します
(満席になりましたので、お申込みを締め切りました)
対象:お子様を自死で亡くされた方
日時:2024年3月2日(土) 13:00〜15:00
場所:浜松市内のカフェの個室を予定
会費:1,000円程度(ドリンク代のみ)
11/2に発売になりました。
表紙に描かれた花は「立葵」という名前で、娘の葵が旅立ってから好きになった、とても可愛らしい花です。
もし良かったら、お手に取っていただけたら嬉しく思います。
☟こちらから購入が可能です。
自死には、自死特有の問題があります。
グリーフの過程においては、