明けましておめでとうございます。

新たな年がはじまりました。関東平野はお正月に似つかわしい良いお天気が続いています。

僕は年末にぎっくり腰をやってしまい、ここ数日はじっと静かに過ごしています。

夜は家族と楽しく食事をしながらお酒を頂き、朝はゆっくりと寝て、家族と昼食をとった後、午後は横になって身体を休める。

これを昔の人は寝正月と云って、俳句の季語にもなっています。

例年でしたら、つまり身体が元氣なときは、なかなかこのようには運びません。 

初詣に行ってみたり、年賀状の返事を出してみたり、娘達のリクエストに応えて買物に連れて行ってあげたり。 

でも、身体がいうことをきかない状態だと、もう寝正月以外の選択肢が無いのです。

そして、普段なかなか観られない映画を(Amazonプライムで)観てみたりする。

例えば「ゴッドファーザー」のシリーズ。

以前、何度か観たときには感じなかったこと、見落としてしまっていたことなど多々あり、あらためてつくづく良い映画だと感じました。

三男のマイケル・コルレオーネ(アルパチーノ)が、父親やファミリーを守るために様々な決断を迫られる。その度に葛藤や苦難を乗り越えてゆく。

それは、父親のビト・コルレオーネも同じで、PARTⅡでは、若き日のビト(ロバートデニーロ)が家族を養い守るために、ビジネスを立ち上げて拡大してゆく姿と重ねながら物語が進行していく。

そして、動画に疲れたら本を読む。

年が明けて最初に本を読むことを、昔の人は読初(よみぞめ)と云って、やはり俳句の季語になっています。

今年の読初は韓国の作家で、2024年にノーベル文学賞を受賞したハン・ガン氏の『すべての白いものたちの』。

これは、散文で書かれた連作詩のような、エッセイのような、小説のような、不思議な感触の作品です。

まだ読了していませんが、いつまでも読了したくない感じと云うか、高級なチョコレートを1日に1粒だけ食べる感じに近いかもしれません。


ぎっくり腰は辛いけど、静かな休息の時間は、去年一年間頑張ったことへの神様からの御年玉と思って、大切に使わせてもらいます。


最後に、今年一年が皆さまにとって素敵な一年になりますように。


たかのぶ