「アリスの不思議なお店」/アリス、アリス、きみは何が欲しい? | 旧・日常&読んだ本log

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流れ去る記憶を食い止める。

2005年3月10日~2008年3月23日まで。

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テーマ:
フレデリック クレマン, Fr´ed´eric Cl´ement, 鈴村 和成
アリスの不思議なお店
紀伊国屋書店

アリス、アリス、君は何が欲しい??

巷ではこんな噂で持ちきりだ。アリスは世にも不思議なお店の女の子。

そして、もうすぐ彼女の誕生日がやってくる。

あの子のお店は不思議なものでいっぱいなんだ。
だから、あの子に贈り物をするのはとっても難しい!!

さて、それでは自己紹介。私はフレデリック・チック・チック。

普段はマッチ売りをしているけれど、時と場合によっては、不思議なものの
商人に早変わりをするんだ。

そして、お祝いの日、誕生日のお役に立とうというわけさ。

僕は勿論、不思議な上にも不思議なものを持っている。

楽しくて頭がおかしくなるような品、アリスのお気に召す品。

さぁ、わがコレクションの数々をお目にかけよう。

この本は、著者、フレデリック・クレマンが自分の娘のために書いたものを、一般向けに刊行したものだそうだ。上質な紙に描かれる、突飛で美しいものたち。少しそこだけ大きくなったフォントで、「さて、次は」と言われる度に、ページを繰るのが楽しくなる。

ここに紹介されるは、中にドレスがしまわれた指貫から、ピノキオのこわれた鼻の先っぽ、長靴を履いたネコの口ひげ二本や、移り気な帽子が娘の巻き髪(シニョン)の上に産んだ、丸くて赤い世にも稀なたまご、千一夜の空飛ぶ絨毯に乗っての千一ツアーチケットなど、数々の不思議なものたち・・・。

絵として惹かれたのは、「かたつむりの王宮の残骸」。

開いて左側のページには、薄葉紙にのせられたかたつむりのかけらと文章が、右側には、深い青をバックに、かたつむりの上に乗った壮麗な宮殿が描かれている。

ワニの王さまの涙」などもいいよなぁ。

ワニの王さまの流した涙のリキュールは、一滴を舌の先に垂らすならば、大言壮語を真珠に、ツグミに、アトリに、シジュウカラに、そして金塊に変えるんだそうな。それは、ナイルのほとり、気難しいイスラムの隠者の骨董品の掘り出し物。

こんなプレゼントも素敵だね。

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