ETFのメリットは信託報酬が安いことにつきる
ETFは、「上場投資信託」の名の通り、投資信託の一種です。
通常の投資信託との一番の違いは、ETFは株式市場に上場されており、一日の間に何回も売り買いが出来ることだと思います。
上場されていると言うことは、通常の株式同様、自分が望む金額で買い注文や売り注文を出すことが出来ます。
これはこれでETFのメリットだとは思いますが、投資信託と比べた場合で一番のメリットとなるのは、やはり信託報酬が安いことでしょう。
どれくらい安いのか?
TOPIXに連動する投資信託とETFで比べてみると、信託報酬はおよそ三分の一です。もちろんETFの方が安いです。
具体的には、TOPIX連動の投資信託で一番安いものが0.3%台、ETFで一番安いものが0.1%程度です。その差0.2%。大したことが無いように感じるかもしれませんが、投資する金額が大きくなればなるほどこの差が効いてきます。
1万円投資しているとしましょう。一年で引かれる信託報酬としては、投資信託で30円。ETFで10円程度。その差20円で大した差ではありません。
しかし、投資金額が例えば100万円になると、その差が100倍の2000円です。
まだ、大したことありませんか?しかしこれが1000万円投資したとなれば・・・その差20000円です。ここまで来ると、バカに出来ませんよね?
しかも、信託報酬は毎年かかります。(正確には毎日少しずつ引かれています。)
この信託報酬を考えただけでも、ETFを利用するメリットは大きいと言えるでしょう。