いや、寝ろよって話なんですけどね…
20時から23時までは寝てたんで、まぁまぁえー

みなさま、コメントたくさんありがとうございます!
返信したいんですが、字を追うのは目が疲れそうなので明日から少しずつさせていただきますね照れ


改めまして、昨日15時51分(鏡で覚えやすーい!)。
第一子となる女の子を出産致しました!

2790gで、推定の2900gよりは少なかったです。
直後は羊水を飲んでいて、出産が長引いたのでウンチもしちゃってたみたいで羊水が混濁していて、
初めて聞いた泣き声はガラガラっと痰が絡んだみたいでした。
でもすぐに泣いてくれてよかったですぐすん

ではレポートしていきます。

25日の早朝四時、強めの生理痛で目が覚めました。
ラズベリーリーフティーを飲み始めて2日目のことでした。

とは言っても痛いだけだし、朝早かったので陣痛アプリに記録だけしてまた眠る。
そこから不規則ながらも痛みで目がさめることが8時まで続き、ロクに眠れぬまま朝を迎えました。

旦那には痛みがあることは伝えたけど、自分で前駆陣痛だと思ってたのでそこまで切羽詰まってなく、普段通り過ごしてました!

でも痛みは消えることなく続き…
途中からはほぼ10分間隔に。それでも前駆陣痛だと思い込んでました(笑)
出産までに焼肉行きたくて、17時に焼肉を食べに行きました。
その頃には、記録するのも面倒になるくらい10分以内での痛みが来てたのに、それでも前駆陣痛だと信じて疑わなかったのです…

途中痛みで動きがとまりながらも焼肉を完食(笑)
家についてラズベリーリーフティーを飲み、間隔を測ると8分とか。
でも8分が3回くらい続いて、そろそろかな?と思うと10分を超えたりするのでなかなか電話に踏み切らない。

その頃痛みはそんなに強くはなかったです。
強めの生理痛。それだけでした。

21時頃、一度電話したのですが初産で時間がかかるだろうし、来ても進みを待つだけなのでもったいないかもよ?と言われ、様子見に。

その後間隔は5分に縮まり、いよいよ痛い時はフーフーし始めたので、23時頃もう一度連絡。病院へ行くことが決まりました。

病院行く!って決めちゃうと何故か遠のくんですよね(笑)
タクシーの中では殆ど陣痛が来なくて、ちょっと焦りました。

遠のいて帰ってくることになるかもな…なんてお気楽なことかんがえてたんです。


病院へ着くとすぐに陣痛室へ通され、分娩衣に着替えてベッドへ寝ました。

痛みがたまーに出てきて、ああ良かったと安堵。

このままNSTを着けて様子を見るんですが、時間が進むにつれわたしに異変が出てくるのです…




陣痛室でNSTを着けました。
初めは、張りの数値と自分の痛みがリンクしていることが面白くて笑ってました。
99の張りでこのくらいの痛みなんだー…ずっとはキツイな。なんて。

子宮口は4分間隔くらいで指一本半と言われて、まだまだ長引きそうな感じ。

旦那は椅子に座ってウトウトしてました。
焼肉食べたいがためにお昼寝を邪魔してしまったので、すごく申し訳なかった。
こんなことなら寝ていて貰えば良かった…


ウトウトしながらも、陣痛が来たら腰をさすってくれる旦那。

間隔は変わらず、でも痛みの質が腰に変わった時、私の体に異変が起きました。

痛みに耐えられない のです。

陣痛はやり過ごせました。
でも骨盤にぼんちゃんの頭が入り始めたら、痛くて痛くて、逃せなくて
寝ていたところから飛び起きました。
どの姿勢でも痛い。おさまったと思って足を組み替えるとまた痛い。
どうやっても痛い。

何回も繰り返すうちに陣痛が恐怖になり、そのうち痛い、しか言えなくなりました。
ネガティブなこと言わないで産みたいなと思ってたのに。

旦那は眠気に勝てず、陣痛の時声をあげても起きれなくなっていて、一人で戦っていました。
助産師さんに痛みを訴えても、そりゃ痛いので暖かい腰を温めるものを出されたり
腰をさすって呼吸法を教えられたり。

その瞬間は和らいだ気になるのだけど、波が来るとやっぱり死ぬほど痛くて、朝を迎える頃には痛い、もうやだ、やめて!と陣痛が来るたびにベッドを殴って、嫌だと首を振っていました。(多分)

朝になって助産師さんが変わりました。
結構声かけしてくれる方で、内診でよく開いてるよ!すごい順調。午前中に産めるよ!と励ましてくれて、ゴールが見えたので少し気持ち的には楽になったんですが…

ぼんちゃんが降りてきたことにより、痛みがモロに骨盤、腰、お尻辺りになり始めた頃
もう痛くて痛くて旦那にもう無理、やだ、耐えられない。と訴えていましたが
眠気で朦朧としていて頑張れ、としか言ってもらえない。

逃げられない痛み。腰を押しても肛門を押しても引かず、砕け散るんじゃないかと思いました。

陣痛が来るたびにナースコールを押してました。
呼吸法を指示されるけど頑張れたのは最初だけで、途中から号泣。
過呼吸気味になりながら
もう耐えられない!無理!痛い!!というしかなく
なんでみんな耐えられるのにわたしはこんなに弱いんだろう?とか
本当にこんな痛みに耐えてるの?とか色々考えました。

頭には随分前から「緊急無痛」が過っていましたが
20万かかるので言いだせませんでした。

もう本格的にお尻が痛くなってきて、間隔も3分。
痛みが来るたびに
痛いー!痛い!!痛いよ!もうやだよ!!と泣き叫ぶ。
子供みたいでみっともない。赤ちゃんも頑張っているのに。といくら頭で分かってても辞めるのは無理でした。

本当に本当に痛くて、このまま意識を失いたいと思っていました。
陣痛の合間にスッと眠っていたりして、痛みで起きるのが最悪でした。


26日の10時頃、すごく赤ちゃんも降りてきていて
子宮口6センチ。このまま行けば午前中産めると言われて
頑張ろうと一度は思ったんですが
やっぱり陣痛が来るたびに死ぬほど痛くて耐えられず
旦那も、無痛にしてもいいと言い始めました。

お産の進みが早くて麻酔が間に合わない可能性もあり、助産師さん的には推奨してないみたいでした。

でももう痛みに耐えるのは精神的に無理で、無痛にしますと伝え事態は一転。
麻酔科の先生が来てバイタルチェック。
3分間隔で襲う陣痛を 痛い!!痛いと泣きながら耐え、麻酔が入りました。

痛みが来てない時に入ったので、次の痛みが来ないかしばらくビクビクしていました。

痛みがなくなり、精神状態がかなり良くなりました。
表情が変わったと言われ、貴方は無痛にして正解だったねと。
子宮口も麻酔を入れた時点で7センチ。まだ時間がかかると思うと本当に入れてよかった。

すごく励まされたし、ほんとは頑張りたかったけど
3分おきに妻が号泣し、汗だくになりながら錯乱している状態が続いていた旦那も本当に苦しかったと思います。
陣痛が来ている間、旦那はごめんね。ありがとう。と非常に悲しい顔をしていました。

麻酔は、お尻の方の痛みを抑えるものと、陣痛の痛みを抑えるもの二種類が入っていました。

お尻に入れた時点で落ち着き払ってしまったので、骨の痛みが酷かったんだろうと麻酔科の先生が言っていました。


わたしは骨盤がせまく、尚且つ開きにくいタイプでした。

そのため骨盤周りの痛みがまさにこじ開けるような感じで、痛みが強かったのではないかということです。

レントゲン撮ってたらお産は変わっていたかもねと言われました。




麻酔が効き始めたのが11時半頃で、お尻の麻酔は2時半までしかもたないと言われました。
それまでにどうにかお産にしようと、スケジュールが動き始めました。
麻酔をするとどうしても収縮が少なくなるので、
同時に促進剤も少しずつ投与されました。

子宮口8センチ。
ほぼ開いているんだけど、一部残っているみたいで全開とは言えないと。
でも、いきみたい時は少し練習してもいいといわれました。

正直、わたしはいきみたい欲は今回一度も出ませんでした。
あんなに不安だったいきみ逃しも、一度として必要を感じませんでした…


1時半。旦那は家に帰っていて、1人でボンヤリしていると、右のお尻辺りが痛いことに気づきました。

さっきまで確かに肛門への圧迫感だけだったのに、確実に痛い。
麻酔をかけた直後、体が傾いてしまいかかりにムラが出たのかもしれません。
きちんと右側だけに痛みが走りました。

でも麻酔をしてもらったので、耐えないとと思いフー、フーと息を吐いて逃します。4回長く吐くと波が過ぎますが、3分間隔はやはりつらい。
時間と共に麻酔も弱くなり、痛みも増します。

とりあえず旦那はまだ到着していませんでしたが、徐々にやっていきましょうと、ベッドが分娩仕様に変わりました。

足を固定され、痛くなったらいきんでくださいと。

足を開き、目は開いておへそ。頭をあげる。
という基本事項は知っていたので、その通りに。上手上手!と言われて安心。

最初は調子が良かったのですが、どうもNSTでの陣痛のあとに腰の痛みが来てるらしく、いきみ終わった後が地獄の苦しみ。

疲れた体に腰骨の軋む痛みが鞭を打ち、旦那が来る頃にはまた半狂乱でした。
なんで!痛くないように麻酔したのに痛いじゃん!!といきみが終わるたびに錯乱。
早く終わらせたくていきむけど、その後の痛みが怖くていきめなくなりました。
もう早く吸引してほしい、なんなら帝王切開にしてほしいと何度も思いました。

痛みは人を変えます…
YouTubeで見た出産動画が信じられない思いでした。


痛い時に頑張ろう!と言われてとにかく早く産まないと終われない。吸引にするにしても二時間経たなきゃしないと旦那に説明してるのを聞いて、後一時間延ばすのは無理だと確信。

赤ちゃんは幸い、心拍が落ちることなく頑張ってくれていて、わたしがやるしかないんだと思いました。

めちゃくちゃに会陰を伸ばされるのを感じます。それも痛い。
何度もいきんで、赤ちゃんは出てくるのだけど
力つきると戻ってしまうとのこと。便秘かよ…と思った。

でもだんだんと感覚が変わり、赤ちゃんが挟まったと言われた。
確かにそんな感じ。

もう本当ごめんなさいだけど、我が子をウンチだと思って産みました。
便秘の。辛いやつ。
頭には濃いめのチョコレートソフトクリームが浮かんでた。何故かそれを思うといきめた。

力尽きそうになってもそのチョコレートソフトクリームを思い浮かべて、自分の太ももを握りながら何度も何度もいきんで、
ついに頭が出ました!

もういきまなくていいと言われ、レバーから手を離して胸の前に。ハーハーと息を吐く。
旦那が頑張ったね!もう終わりだよ!と声をかけてくれたのに対し
会陰はズキズキするしまだ肩通ってないから痛いので、
「まだ痛いの!!!」とブチギレる。

助産師さんにこっち見て!!と言われ肩が通り、ズルンッ!と股が通る感覚。誕生に相応しく無さすぎるオエッという声をあげたわたし…本当に人が出てきた。

臍の緒が繋がってる感覚。
間も無く赤ちゃんは泣き始めたけど声がガラガラ。羊水飲んでたかなと思う。
腰の痛みはいつのまにか無くなってて、本当に産んだら無くなるんだなと変に感心…


でも会陰がズッキンズッキンしていて、何が何でも最後まで痛いな。と思いました。
頭出たら痛みなくなったとか、赤ちゃん見たら吹き飛んだとかいう人もいたけど、わたしはただ痛かったです(笑)

赤ちゃんはわたしの腕あたりに一瞬だけ触れて、すぐに連れていかれました。やっぱり濁った羊水を飲んでて、処置をされるそうです。

コウノドリみたいにおめでとうございます!元気な(性別)ですよー!って言われるかと思ったら
おめでとうございます!だけだったので
結局どっちだった?と思い旦那に女の子だった?と聞くと、抱っこしてる助産師さん?に女の子ですよー!と言われて少しホッとしました照れ

旦那はいつのまにか部屋から出されてて、
気づくと部屋には先生と助産師さん1人だけになってました。
大きく足が開かれ、ああこれから縫われるんだ。と覚悟…

麻酔はしてもらえました。良かった。
セラピストみたいな声かけをしながら様々な処置をされました。
ガーゼを詰めたり、子宮を押して出血を止めたり。
これがめちゃくちゃ痛くて、大事なことだから!と言われてコウノドリ見てたから子宮の戻りがどれほど大事かは分かってたけど力が抜けなかった。

結局わたしは、出血が700mlあり
大量に分類されるとのことで点滴が開始されました。

会陰は切開せず、裂けました…いきみが一時間以上だったため、浮腫んで傷も大きくなっているそうです。

まぁどの処置も痛かったけど、
耐えられない種類のものではなく
フーッと息をつきながら自然と笑っていました。
痛みに弱いと思ってた患者が痛いと言いながら微笑んでいたからさぞ不気味だったでしょうね(笑)

その後、出血が多いため大きなナプキンを三重につけられ、改めて旦那と対面。
赤ちゃんは処置されてて抱っこ出来ていないそう。
安産、とはいかなかったね…としんみり。


お互いどちらからともなく ありがとう。お疲れ様。と伝えて、
うちの母親と祖父母が来たからその対応をしていたらようやく旦那は赤ちゃんを抱けて、その後は面会終了までお互いウトウトしていました。

ちっちゃくて旦那に似ていましたドキドキ
わたしは腰のダメージが酷くてまだまともに座れず歩けずなので、抱っこ出来ていませんが今日こそお世話したいです!

ちゃんと抱っこして、頑張ったね。ありがとうって伝えたいです。


痛みに弱々なわたしでしたが、こんな感じの出産でした。
わたしが弱かっただけで、皆さんは耐えられると思います。

元々骨盤が狭く小さく、長年の内股のため開かずというコンディションが合わさった結果のようです。

出産が終わり、トイレに立った状態で初めて全体像を助産師さんに見られたのですが
「そんなに華奢だったのー!細っこかったのね!背も小さいし!こりゃ赤ちゃんの頭が大きいんじゃなくてお母さんが細かったのねー!もう、骨格がね!」と驚かれました(笑)

スクワットとか股割りとかしてたんですけどね(>_<)
あんまり意味ないか、足りなかったようです。

今は、もう産みたくない と
思っております(笑)


以上、出産レポでした!