2カ月ほど前、うちの編集部が

新宿のホテルで、

OLさんたちを集めて、

イベントを開催することになりました。


それは「4月9日(子宮の日)」にちなんで、

同年代の女性にむけて

「つかれたからだを、いたわってあげよう」と

さまざまな美容&健康情報を

発信していくキャンペーン。


そのときに、

タレントの向井亜紀さんの

トークセミナーがあったのですが、

そのお話が、とても、胸にひびきました。


印象に残ったエピソードがあるので、

今日は、それをシェアしますね。


ご存じの方も多いと思いますが、

向井亜紀さんは子宮頸がんを克服され、

いまは二人のお子さんのお母さまでもあります。


病気になる以前は、

「私だけは、ぜったいに何をしても大丈夫!」

と思っていたそうで、

からだがうんと疲れていても、

ちょっと横になりたいなあ…と思っても、

「大丈夫、大丈夫!」と

栄養ドリンクをいっき飲みして、

がんがんハードスケジュールをこなしていたのだとか。


ところが病気になってはじめて、

いままで

自分のからだが、

“このままの生活じゃダメだよ”

“このままじゃ大変なことになるよ”

という「メッセージ」を

少しずつ、少しずつ、

送ってくれていたことに

気がついたそうです。


「そのメッセージを、

私はまったく無視していたのです」

と向井さん。


病気を克服されたいま、

向井さんは

日々のからだの「メッセージ」を

聞き逃さないためにも、

1日1回、自分のからだの

すみずみまで手のひらで「さわること」を習慣に。


そして、

からだがなんらかの危険信号を

発信していないかを確認。


その後、

「自分のからだを、丁寧に、ほめてあげる」

のだそう。


自分のからだに手をあてて

「たいしたもんだね」

「よくやったね」

「がんばった、がんばった」

と声をかける。


そうすることによって、

からだの免疫力がだんぜん違ってくる…

というお話でした。


ワタシも、ためしに、この

「自分のからだをほめる」

やってみました。


お風呂上がりに

ボディクリームなどを塗るついでに、

からだに声をかけるのです。

「がんばったね~」とか

「今日はたいへんだったね~」とか。


だれかが見ていたら、

ちょっと不可思議な光景かもしれませんが…

なんだか、これ、とっても、いい感じです。


からだをほめることを続けていると、

なんだか、

自分自身を

とても大切にしているような

気持ちになります。


ワタシ自身、

20代で大病をした経験があります。


そのときからふりかえると、

いま健康でいることって、

本当に、すごいこと。


自分のからだがこの先もずっと健康であるために、

なにができるのか、

どんな生活を選ぶのがいいのかを

もういちど考えていきたい。


今日も、ありがとう。

いつも、ありがとう。