前の記事にも書きましたが、叔父の対応で皆様には予定変更のご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした。(ってここは見ていないか)
その辺の話を書きますので、見たくない方は、ここで閉じていただければと思います。
月曜日の夕方に弟から、突然「警察から電話があり、叔父の家で遺体が見つかった」というメールが届きました。
ただし、遺体は腐敗が進んでおり、本人確認ができないとのことで、、、DNA鑑定を行うと言うことでした。。。
私の父は、8人兄弟、父は5番目、その叔父は7番目で、まだ存命なのは、他3, 4, 8番目だけですが、いずれも高齢で動けません。
したがって、動くのは、甥と姪しかいません。
子供の頃、私は叔父にずいぶん可愛がってもらいました。叔父が唯一の独身だったということから甥や姪を可愛がるということもあるかとは思いますが、少し贔屓してくれていたと。
しかし親や兄弟からは「早く結婚しろ」だの「もう少し将来のことを考えろ」だの、口うるさく言われること、私達、甥、姪も大きくなると、盆、正月も姿を見せなくなりました。
親戚の結婚式でさえ姿を見せないくらいの叔父でしたが、私の結婚式にだけは来てくれたのです。
もう29年前ですが
その時の新郎新婦入場の時に、お互いが久しぶりにハニカミながら会釈をしたのがとても印象に残っているのですが、その時が最後であり、私にとっての叔父はずっとその時のままなのです。
面倒がりで人付き合いも悪い叔父は、一生独身!?と思っていたら、内縁の妻がいる、それも何と!フィリピンの方だということを父から聞いていました。
10数年前に2番目の伯父が亡くなったのですが、この伯父には子供がなく、住んでいた家が空きました。その時にちょうど、叔父が定年を迎えて無職になったことから移り住むことになったのです。
その家で叔父らしき遺体が見つかった、と。
勘のいい方、そうですよね。。。フィリピーナの方も一緒に移り住むという話を聞いていたものですから非常に心配しました。事件性は!?
水曜日に鑑定結果が出て、遺体は叔父で間違いないと、、、その他の情報から、
・金品は残っており外傷も無いようだったので事件性はない。
・最近は一人暮らしだったが近所付き合いは無かったようだった。(?)
・リビングに倒れていた。
・血便のような痕跡があった。
・冷蔵庫の物の賞味期限、買物のレシートなどから2月初頃に亡くなったのではないか。
・浄化槽の清掃の方が、いつもはすぐに振り込むのに滞納が続き、6月の点検の際に不審に思って訪ねた。
・出て来なかったが玄関の鍵が空いていて扉を開けて異常を感じて警察に届けた。
本家の長女がうちの弟と共に警察を訪れ、これらの話を聞き、家の鍵や通帳など貴重品を受け取って来ました。
すでに月曜日の時点で、本家の長女があちらこちらの親族に電話をしていてくれていましたが、動ける、というか、動く者は限られており、最年長の従兄、本家の長女、そして私ということで、話だけはしていました。
「鑑定結果が出たら遺体はすぐに引き取って欲しい」とのことでしたが、本人確認ができないほどの遺体はどうするか???
すると、葬儀屋さんがとても親切に提案してくれたようです。まず、葬儀屋さんが警察に引き取りに行き、火葬場まで運んでくれる、安置室には24時間まで置けるので、引き取りと持ち込みの時間を上手く調整して金曜日に火葬としてもらいました。
しかし、少なくとも火葬前にお経はあげておきたい、その後は共同墓地のような所で永代供養までしてもらえるところはないか?も紹介していただけたのです。
本家の伯父は「どこも無かったら、うちの墓にでも入れるしかない」と言ってはいましたが、もうほぼいっぱいなので、自分たちが入るスペースが無くなるのはわかっています。
新たに本人の墓を建てたとて、家族がなく、兄弟も墓守りは出来ず、甥や姪も同様ならば、即、無縁仏になってしまいます。
そう考えると、生前に人付き合いが少なかった分、合葬で取り戻せ、私達、甥や姪が逝ってしまっても供養を続けてもらえる墓が絶対にいいと思ったのです。
生まれ故郷の海に散骨というのも考えましたが、カルマが多そうな叔父の場合は、供養を続けてもらえる方がいいと思ったからです。
これまた、葬儀屋さんがすごく良いお寺を紹介してくれたのです。
こちら、瑞相寺
叔父の家、火葬場、いずれからも遠く離れておらず、お寺もお若い住職がやっておられ、とてもモダンに改装されていました。
それも、儲け主義でなく、戒名、火葬場でのお経、合葬、永代供養までしていただけて、御布施は葬儀屋の方いわく、3万円で良いのだと。
葬儀屋さんも安く収めましょうとのことで、引き取り、棺、骨壷で8万弱と!? 半信半疑だったのですが、本当にそれでいいのだと。
火葬場のお経には、30代くらいの弟さんの副住職がいらしたのですが、すばらしい張りのある声のお経を聞いていた私達は嬉しくなりました。
もちろん叔っちゃんも嬉しかったはずです
火葬は、従長兄、本家の長女、私の3人で参列しましたが、長女が花束を持って来ており、棺に入れたいとのことで入れたのですが、死後4ヶ月の腐敗臭は大変強烈でした。。。
(どんな臭いかまでは書きません)
1時間半後には、その匂いは消え、数十年ぶりの再会をしました。そして、骨を拾うことが、生前可愛がってもらった私達にできる、せめてもの恩返しですし。
火葬を終え、すぐにお寺に納骨に行きました。
その後、食事をして叔父の家へGoogle頼りに思い出しながら行きました。(道順は誰も全く覚えていませんでしたし)
もちろん、家には入りません。一生、目に焼きつくような状態だと思うし、臭いも残っているはずなので。。。
一番の目的は郵便物だったのです。請求書など、滞っている物が無いかの確認です。
やっぱりいっぱいありました。DMが多かったのはイラッとしました。固定資産税の納付書などの大事な書類も埋まっていたからです。
浄化槽の清掃の請求書もあり、担当の方の携帯番号もあったので、その場で電話して見つけていただいたお礼を言いました。「もう少し早く見つけてあげれてたら」とおっしゃっていましたが、「見つけていただいただけでも」と叔父に代わってお礼を伝えました。
さあ、ここからがモメるお話です。
そんな叔父(思い込みもあるかも)でしたので、特に遺産などを気にする必要もなく、何なら借金でも、、、と思っていたら、退職金に手をつけずに残していたのかもしれません予想外の金額が。
警察から受け取った貴重品にあった2通の通帳からわかりました。(警察も記帳して最終残高を確認していたようです)
葬儀などの費用ですぐ無くなるから、残りは適当に分けて、というレベルでなく、ちょっと面倒な額だったのです。
未婚の叔父の場合、財産分与は親が他界しているので兄弟で、ということになるのですが、その兄弟が他界していれば、その子らに、ということになるようです。
こうして集まった従兄弟の中では、全くモメそうな話では無いのですが、問題は1番上の姉の子らです。
その中に面倒なヤツがいるので、弁護士も含めて法的にきっちりとやった方がいいんじゃないかと。もちろん費用は叔っちゃんの遺産から。
そこで、皆の家に近そうな弁護事務所を調べ、その辺りの話を相談したいので今日伺えないか?と電話をしてみました。
その日は、弁護士が不在だったようで、アシスタントの人(年配)が電話で概要を聞いてくれました。
そのアドバイスとして
・相続対象が非常に多そうなので決着がつくまでずいぶんと時間がかかりそう。
・まずは戸籍から全ての親族を調べ出さなくてはならない。
・それらの親族全てに書類を送付し、遺産相続の意思を確認しなければならない。
・意思のある者は自分の戸籍を用意させ、本人確認行わなくてはならない。
・連絡が取れない人も見つけ出して全ての人にそれらを行わなくてはならない。
・そうすると、兄弟が多く、他界している人も多い、ウチの構成だと、かなり時間を要し、その費用がかさむだろう。
・仮に手続き途中で残る兄弟も亡くなれば、さらに相続人が増えることになる。
・もし依頼するのであれば、自分たちでできること(戸籍や連絡先の調査など)を調べ切ってから依頼する方が時間的にも費用的にも節約になる。
・相続税は9000万を超えるような金額でなければ気にすることはない。
などのアドバイスをいただきました。
丸投げしようと考えていたのですが、自分たちの手間はそんなに減らないんだ、、、ということから、その場では、もう少し考えよう、ということにしました。
残された通帳を調べると、docomoの引き落としがあったので、それを持ってショップに行きました。
遺品で渡されたガラ携は充電が切れていましたし、私達も番号を知らなかったのですが、SIMカードですぐにわかりました。
死亡届と本人確認の免許証を見せて無事解約できました。
あと、問題は電気代です。亡くなっているはずなのに2万/月くらいかかっているのです。何か大きな電力がかかる物がまだ動いていそうです。
しかし、簡単に中には入れないので、まず、業者に特殊清掃をお願いしてもらい、その後、遺品確認、整理をして電気や水道を止めよう、と思います。
自転車が2台あったので、それの登録抹消なども面倒かも。。。
家と土地の売却も面倒だし。。。
コツコツと。。。
普段の私の行動から、私ってタフな方だと思われますよね?私も自分でそう思っていたのですが、肉体労働もしていないのに異常なほどの疲労感が。。。。。
幽霊と一緒にいると、どんなに良い人の霊でも生きている人間にはダメージがあるそうです。
きっと叔っちゃんが私たちと一緒に行動していたのでしょう。
叔っちゃんのお話はここまでです。
お付き合いくださいましてありがとうございます。
ゆえに週末は家でダラダラと過ごしながら庭を散歩すると、回復して来ました。
植物の力かも。
玄関横の横のラズベリー?ブラックベリー?
今年は鳥よけに網でガッツリ囲みました、ブルーベリー。
たわわです。
雑草のように生えるシソの間から芽を出したミョウガ。
今年、芝を剥がして開拓した2畳ほどの家庭菜園もほぼ上手く育っています。2列目のミニキャロットがちょっと。。。
きゅうり、プチトマト、ししとう、そして手前の空芯菜を収穫しました。
雑草の三つ葉は、花を終えて種をつけ始めました。秋にまた芽を出します。
山椒は実が付いています。
辛いですが、超香りがいいんです。
そんな私の静養中に妻は娘の会社の年1のファミリー感謝セールに行き、娘がデザインしたバッグを激安特価で買って来ていました。
少し回復した日曜日の早朝は、夜明け前から近くの海岸に行ってみました。サワラがウロウロしているらしいので。
しかし、4時半なのに海岸には人がズラリ。。。
嫌いなパターン
ですが、投げてみます。
日の出時刻の5時過ぎに1度だけドン!と当たりましたが乗らず。。。
2時間でやめました。
やっぱり皆で並んで誰がモーニングチャンスを!?というパチンコみたいなのはモチベーションが上がりません。
ただし、元気は取り戻したようです。
なので、お昼は妻とランチに行きました♪
な〜んだ?
ナンですなぁ〜。
2種のカレー↓
でした。
やっと元気を取り戻しました。
そろそろ、私の釣果の方も取り戻さなきゃ。
うんうん