ダギーへの手紙

(一部抜粋)

 

 

人生は 学校みたいなもの。

いろいろなことを まなべるの。

 

たとえば、まわりの人たちと

うまくやっていくこと。

 

自分の気持ちを 理解すること。

自分に、そして 人に 正直でいること。

人から 愛を もらったりすること。

 

そして、こうしたテストに

ぜんぶ合格したら

私たちは卒業できるのです。

 

ー中略ー

 

この世で やらなければ いけないことを

ぜんぶ できたら

私たちは

からだをぬぎ捨てることが 許されるのです。

からだは まるで

さなぎが ちょうちょを とじこめているように

私たちの たましいを とじこめているの。

 

そして、ちょうどいい時期が来ると

私たちは からだから出て

自由になれるのです。

 

もう 痛いこともなく

こわがることもなく

悩むこともない

 

 

まるで、きれいな ちょうちょのように

自由に 神様のおうちに かえれるのです。

 

そこでは

ひとりぼっちには ぜったいにならない。

どんどん 成長して

歌ったり おどったり

私たちより先に さなぎをぬいだ

大好きな人たちと いられるのです。

 

そして、いつまでも

信じられないほどの

大きな 愛に つつまれるのです。

 

 

 

この「ダギーヘの手紙」は、

 

脳腫瘍を患っていた、9歳のダギー君の

「命ってなに?死ってなに? どうして小さな子が死ななくてはならないの?」

という問いかけに、

 

アメリカの精神科医エリザベス・キューブラー・ロスが

娘さんのカラーのフェルトペンで、優しい絵と言葉で

書いたお返事だそうです。

 

 

 

命と死は

同じ重さを持ったかけがえのないものであること。

 

命とは、自然の摂理。

春夏秋冬 だったり、春にまく種、夏に咲く花、秋の実り、だったり。。。

めぐり巡るもの。

 

人生で学ぶべきものを身につけて

テストに合格して卒業が許された時に、

蛹から、美しい蝶々に変身して、自由に美しく羽ばたいていくことができる。

 

そして、元々、住んでいた場所へ、

愛する人たちと再び会うことができる。。。

 

つまり

「次のところへ、進むことができる」

 

 

 

そして、全ては「太陽のような愛」に包まれている。

太陽のように誰にでも無条件に降り注ぐ、条件をつけない大きな愛に包まれている。。。

 

 

 
 

 

 

 

この本、スラスラ読めてしまうんだけど。

読めば読むほどに、心に沁み渡る大きな大きな愛が溢れていて。

 

私のちっぽけな言葉では

表現しきれないほどの大きなメッセージが込められていて。

涙が止まりません。

 

 

 

 

 

 

ちゃーこは、ママより先に、自分の人生の学校を卒業したんだよね。

たくさんのお勉強をして、自分の課題をクリアして、

ママに宿題を残して(笑)

次のステップに飛翔していったんだよね。

 

5歳で人生の学校を卒業しちゃうなんて、

めっちゃ優等生じゃないか!!

残されてしまった、おバカなママは寂しいよ。。。

 

 

 

 

お空に旅立つ1ヶ月前かな?

脊髄播種して、手足も動かず、自分で座ってることもできなくなって、

寝ている時間がほとんどだったけど…

 

「ちゃーちゃんは、神様に選ばれた子なんだよ。」

「神様に守られているから大丈夫だよ。」

 

ってお話をしてくれた。

 

 

この本にあるように

全ては太陽のような大きな愛に包まれていて

守られていることを感じていたのかな?

(ちなみに、うちは無宗教です。)

 

 

今頃、ちょうちょのように自由に飛び回っているのかな。

痛くもなく、怖くもなく、悩むこともないよね。

 

ママもパパもお兄ちゃんも…つく🐾も。

それぞれ、自分の課題をしっかりクリアして

人生の学校を卒業したら

ちゃーこに逢いに行くからねー。

 

それまで、待っていてね。

見守っていてね…。

 

もう疲れちゃったから、早く逢いたいけどね…

ママにしかできない生き方を見つけて

学校を卒業したいと思うよ。

どうか、頑張れるように応援してね。

 

 

懐かしい写真ハート

3歳くらい?

ピースが出来なかった頃チョキ

 

 

 

 

 

 

 

必要な方に出会えますように。