今シーズン筑波大学男子ラクロス部に関わってくださった皆様、本当にありがとうございました。来シーズン以降もどうぞよろしくお願い致します。

あまり文章は得意ではないのですが、僕は今シーズンどうにかしようと思っていた自信を持つことについて書こうと思います。

自信を持ってプレーすることは本当に大事だと思います。自信があれば気持ちに余裕ができて、余計なことを考えずにプレーに集中できるし、不安なく平常心を保つことができます。気持ちの余裕がパフォーマンスに与える影響は言うまでもないです。

でも自信を持ってプレーすることってすごく難しいです。ラクロスというスポーツはプレーの幅が広すぎるし、まだ4年間もやっていないし、どうやって動けば良いのか自分には全く分かりませんでした。

たぶん正解の動きというものはなかったから何をしても良かったはずなんだけど、つい上手い人の顔色を伺ってプレーしていました。

去年のリーグ戦はそれをしすぎて、ミスしないようにって動いているうちに悪循環が起こって、勝手に潰れて、自信を持つどころか極力プレーに関わりなくないと思っていました。

でも今年のリーグ戦は少しは自信を持ってプレーできたと思います。

1つは最上級生になって経験値的に周りより少しは上手い立場になったことがあると思います。

やはり周りより結果を出せることは大きな自信につながります。

でも1番自信につながったのはビフォー練を年始から続けてきたことじゃないかなと思います。

魁さんを真似した5時半からのショット練は正直上手くなろうと思ったわけではなくて、4年生としての体裁を守るために、4年生として何か行動で見せようと思って始めました（あとは就活の良いエピソードになればいいなと思ってました）。

だから魁さんみたいにビデオを撮って反省はしていなかったし、すごく考えて1本1本のショットを打っていたわけではないから大きく成長はできていません。だけど継続したという事実が、今自分が頑張っていると思えることが、心の支えになったし、自信につながったと思います。

自信をつける方法とか調べたりしたこともあるけれど、結局自信はこれまでの自分の行動、積み上げた努力とその成果からしか得ることはできないのだと分かりました。

元々の性格もあると思いますが、筑波大学のラクロス部は自信を持てていない人が他大に比べて多いように感じます。

自信を持つことは本当に難しいし、一朝一夕にはできないです。

だから日々小さいことで良いから努力を積み重ねて、小さな成果を積み上げて自信を持てるようになってほしいです。

自分も今後自信を持てるように努力していくつもりです。

引退してもう人生で本気で部活動というものに打ち込む機会がないのかと思ったら少し寂しく感じたので、振り返った時に良い学生時代だったと思えるように今できることをできる範囲で頑張ってください。

筑波大学男子ラクロス部

#18 平山公猛

引退ブログ『自信を持つ』#18 平山公猛