こんにちは。
平素より筑波大学男子ラクロス部を応援いただきありがとうございます。
新3年リーダーの太田克利です。
シーズンはじめの幹部ブログということで、書かせていただきます。
つたない文章ですが、どうぞ最後までお付き合いください。
新3年になりました。同期のみんなは、そのことをどう受け止めているでしょうか。個性の強いメンバーなので、各々違った受け止め方をしていることと思います。おそらく、何も考えていない者もいるでしょう(笑)。もしそうだとしても、それはそれで僕らの学年らしくて良いなと思います。
以下の文章では、僕自身の受け止め方を書こうかなと思います。
昨シーズン、はじめてリーグ戦に出ました。シーズンを終えて思ったことは、いかに自分が練習でチャレンジをしてこなかったかということ、いかに考えて練習してこなかったかということ、そしていかに自主練の量、努力量が少なかったかということです。
SSDMとしてとりあえず外流しすれば良い、極端に言えばそれくらいしか考えていませんでした。一緒にSSDMを始めたかなとは練習中にいろいろなチャレンジを積極的にして、自主練もしていってどんどんうまくなっていくのに対して、僕はチャレンジをせず「自分ができることをやれば良い」というマインドでしか練習に取り組めていませんでした。練習はいくら失敗してもよい場だし、何十本と練習を重ねる中でようやく成功体験がつかめる、練習ってそういうもんのはず。にもかかわらず、自分はすごく保守的で、自分がすでに持っている手札の中でしか練習に臨めていませんでした。自分ができる手札を増やしていこうという姿勢が弱かったと思います。
新2年生にはそうなってほしくないなと思います。もちろん、今のみんなもよく考えてチャレンジをしながら練習しているのが外から見えるし、僕なんかが言うのはおかしいけど、とても頑張っていると思います。このまま、その姿勢を貫いてほしいし、現状に満足することなく、もっともっとその姿勢を発展させてほしいです。
いま述べたことは新2年だけじゃなくて、部員全員に伝えたいことです。そして、誰よりも自分自身にも言い聞かせたい、伝えたい気持ちです。
具体的には、毎日、常に新しいことを実践しながら、練習を積み重ねることが大事だなと思います。
毎日練習する。毎日継続する。それも、毎日変化を加えながら、新しいことを実践しながら、練習する。この練習意味あるのかなと思ってもとりあえずやってみる。実践してみて、それが良ければその後もその練習を取り入れていけばよいし、「違うな、やっぱりあんまり意味ないな」と思っても、そのことが分かったなら一歩前進。やらないよりマシ。もしかしたら後々生きてくることもあるかもしれません。だからやっぱり、いろんなことにチャレンジしながら、常に新しいことを取り入れながら、毎日練習を継続していくことは大事だと思います。今年のスローガンである「Why not?」の精神はこういうところにも活かされるんじゃないでしょうか。
インスタのストーリー投稿もそういう趣旨で始めたところがあります。もともとのきっかけはしょうごさんに言われたからだけど(しょうごさん、ありがとうございます)。
投稿をはじめて半月くらい、自分でも結構成長したかもと思うことがあります。でも一方で、これだけ練習してこれだけしか伸びないんだとも思います。成長には時間がかかるものです。だからこそ毎日取り組むことが大事。毎日の練習を通じて、自分の成長を促すと同時に、部員の刺激になれば良いなと思っています。早くもサボり始めているけど、楽しみながら毎日続けたいです。
新3年になっての受け止めについて、もうひとつだけ。
あと半年ちょっとすれば、今の3年が最上級生になる代になります。
新シーズンが始まって、自分が最上級生になるまであと1年しかないという事実に直面し、驚きと同時に、時間が無いことへの焦りを感じるようになりました。
ことしのチームのリーグ戦に向けて準備するのは当然だけど、それに加えて、2,3年生には、特に3年生には、来年を見据えた準備もしてほしいです。
準備と言ってもそんなに難しく考えないではほしいです。
ことしのリーグ戦に向けて、技術面でも戦術面でも部の経営面でも、できることを少しずつ増やしていって、どんどん力を蓄えていってほしいということです。そして、わからないことを少しでも減らすということです。教育学類的に言えば、ラクロス的なものの見方・考え方を深め、かつ、広げていって、さらには、ラクロスコンピテンシーを高めていってほしいということです(コンピテンシーの意味が分からない人は教育学類の授業を一緒に受けましょう)。今年のリーグ戦に向けて力をつけること、それが結果として来シーズン以降につながると思います。
来シーズンに向けての準備で、特に直近で結果を出していきたいことは、新歓と育成です。この2つは、今シーズンの頑張りが、来シーズンに大きく影響することについてのわかりやすい例だと思います。人数が少ないという状況のなかで、多くの新入生が僕らの仲間になってくれたらいかに嬉しいか、そしてその仲間がより力のある戦力になってくれたらいかに助かるか、部員全員よく理解できると思います。新歓も育成も、局任せにするのではなく、全員で主体的に取り組みたいし、局も部員全員で主体的に取り組めるように仕掛けてほしいです。
新歓や育成に限らず、ラクロスの技術面でも戦術面でも、部の経営面でも、来シーズンが始まった時に「これどうしたら良いんだろう」と困ってしまう事態を少しでも減らせるように、今のうちから準備しておきたいです。
なんだかまとまりのない文章になってしまいました。ただ、普段のブログは、3日くらい構成考えて、10回くらい推敲してって感じで書いているのに対して、今回は、1時間ぐらいでわーっと書いたので、割と自分が今思っていることをストレートに書けているんじゃないかなとは思います。今の等身大の太田として受け取ってくれると幸いです。
リーグ戦開幕まであと5か月。
毎日コツコツ練習を重ねて、
「一部昇格」
「No fun, no gain」
「Why not?」
この3つの言葉を体現していきましょう。