先日、太田さんが撮った自動給餌機の動画をブログにUPして思い出しました。
2011年11月に吉田おばさん応援隊のササキチさん主催で太田さんの「残された動物たち」写真展を新宿で開催したこと。
太田さんやササキチさん達と新宿のルノアール(笑)に集りスタッフミーティング。
第一回目の開催ということであーだこーだと四苦八苦。 懐かしいです。
結局、写真展は大成功。 たくさんの方が来場し、涙を流しました。
その後、写真展は全国を廻ることになります。
その時に自分が書いた記事をもう一度UPします。
「太田康介(うちのとらまる)さん、写真展の初日スタッフをして、今、帰って来ました。
福島第一原発20キロ圏内に取り残された動物達の写真展です。
トラブルがあり、1時間遅れての開催となりましたが、早々から大勢の方々が来て下さいました。
寄添うように死んでいるたくさんの豚達、涙を流す牛、首輪に繋がれたまま死んでいる犬、路上で干からびて死んでいる猫・・・ 展示会場では、みなさんのすすり泣く声も。
これが、今現在も起きている20キロ圏内の現実です。
太田さんの取材をしていた、某新聞社の方も、「どうして、命を救う事が許されないのか? 何故、命を救う事で、圏内に入ると逮捕拘束されなければならないのか? 命を救う事は人間として当たり前ではないのか?」と言葉を投げかけていました。
本当にそうです。 命を救う事が許されないのなら、この国に教育なんてものは存在しない。
この国は間違っている。 救える命を見放して何が復興なんだろうと思う。
きっとこの展示会に来た方はみんなそう思うだろうし、そうであってもらいたい。」
2011年~2013年の警戒区域。
そして現在も帰還困難区域では多くの動物達が救われず置き去りにされています。
警戒区域が部分的に解除された富岡町。
しかし警戒区域が解除されたといっても、既に住民は遠のきインフラ整備は皆無。 宿泊も規制。
町は地震で壊滅的。 3・11あの日のまま。
富岡町から人は去りましたが、動物達は未だ残され、一部の有志の方々のおかげでなんとか命を繋いでいます。
CAPINシェルターもボラさんが増えてきた(まだ足りない時間や日もありますが)こともあり、今後、自分は月に何度か富岡の給餌給水TNRサポート(犬猫救済の輪様と)にまわろうと思っています。
状況からいって長く続く活動になると予測されます。
しかし、人員が多ければ地域も回数も手分け出来る。 やはり人手です。
富岡町の犬猫救済に参加したい方いらっしゃいましたら連絡お待ちしています。
※ 動物愛護法 愛護動物(犬猫他)を、みだりに殺し、又は傷つける 懲役1年未満、または100万円以下の罰金 みだりに給餌又は給水をやめることにより衰弱させる等50万円以下の罰金 遺棄50万円以下の罰金
※ 土浦市郊外にあるCAPINシェルターでは、福島県の被災動物(犬猫)と茨城県内の犬猫を現在約50頭保護しています。
土浦、つくば、筑波、阿見、牛久、かすみがうら、下妻、守谷、筑西、常総、桜川、石岡、笠間、小美玉、水戸、ひたちなか、取手、野田、我孫子、流山、柏 茨城県 千葉県 栃木県 東京都 ・・・
シェルターでのボランティア活動出来る方ご連絡下さい。
毎月第三日曜は、東京都葛飾区亀有北口駅前TSビル2階でCAPIN被災猫の譲渡会(里親探し)を実施しています。 よろしくお願い致します。
詳しくはCAPIN里山日誌 http://capin.jimdo.com/
もしくは動物愛護を考える茨城県民ネットワークCAPINまで