昨日はちょっと興奮する出来事が!
ブログにも書きましたが、ごはん屋東郷さんのおかげで白紙一号という材質を用いた包丁の切れ味のすごさを知ることができたからです( ´艸`)
ですが一夜おいて疑問も出てきました。
「白紙一号はどの食材に適しているのだろう」と。
切れるというのはとてもいいことだと思います。
しかしよく切れる刃物の中でも切れ過ぎて困るものはないのでしょうか?
例えば刺身を切るのに、白紙一号の尺一(330mm)のサイズの包丁を使用したとき、長さを使い切ることなく切れてしまうことがないのかということです。
よく切れるために引いて切ろうにも、仮に包丁の三分の一も使わず切れてしまうと意味がないような・・・(;´▽`A``
切れているのだからいいのかなぁ( ̄ー ̄;
逆に切れる包丁をあえて切れないように引いて切ると味が変わるのでしょうか。
それだったら今回の実験で笹が切れなかった青紙の長い包丁を使って、長さいっぱいを使って切った方がいいのか。
やはり切れることで味が変わることを期待してしまう僕としては、切れ味が味にどう影響するのかを知りたいんですよね(;´▽`A``
また昨日白紙一号の包丁をいろいろな形のもので製作しようと考えましたが、出刃包丁の白一はいいのか。
薄刃の白一はいいのか。
いいのかというのは使用に適した材質なのかということです。
出刃包丁は青紙がいいといわれることがあります。
大工道具用に使われ、衝撃に強いと言われる鍛冶屋さんも多くおり、おそらく骨を切ることがあるので青紙は出刃包丁にむいていると言われるのでしょう。
また切った時に滑る感触があるから、長い刺身包丁は青紙がいいと言う方もいると鍛冶屋さんが言っていたなぁ。
銀三、V10は何に向いているんだろう。
切る食材と包丁の材質との関係は大切に思えます。
何がいいのか。
「なんでもいいんだよ、切れりゃ。」って言われそう(;´▽`A``
こんなこと考えている僕が今の時代にあっていないのかなぁ(^▽^;)
ちゃんと研げれば東郷の大将のように切れ味の違いがわかると思いますし、それが仕事に、味につながれば他の店との差別化にならないかなぁ。
そういや流行っている魚屋さんで、刺身の柵を売らないところがあるってお客さんが言ってたなぁ。
切れる包丁で切るから味の違いを出せているんだと思うんですが。
切れる包丁で、また自分で切れるようにできることで切れ味による仕事の変化に気付く職人が増えてほしいですね。
それでお客様がたくさん来るかどうかはわかりませんが、でもきちんと研げることで仕事に自信を持ってくれれば最高ですよね。
その手助けをできれば僕は幸せだなって思います。
研ぎで革命を起こしたいなぁ・・・。
なーんて(笑)
革命の前に僕が誰にも負けないぐらい研ぎを上手くならないとなぁ(;´▽`A``
よし!
明日も頑張ろうо(ж>▽<)y ☆