入っていくのが見えました。
犬がいるということで
※犬のM基金 秋田代表がお仕事前に出向いてくれました。
※北海Doぶつnet.の仲間達
早速様子を見るために中へ入ります。
お互いに多頭飼育崩壊案件やゴミ屋敷は
何度も経験しているので躊躇はありません。
ガラスの無い窓を覆ってもらいました。
職員さんがスコップでゴミ山を掘っていきます。
体の小さな秋田代表がスルリと入り込み犬を保護。
ご近所の方も集まってきました。
見守りを続けていた民生委員さんにも詳しくお話を聞くことができました。
やはり、皆さん犬猫のこと
火事にならないかと心配されていました。
何度も区にも陳情しているそうです。
なぜ行政は動いてくれないのか不思議でなりません。
何かあってからでは遅いのです。
相談者の看護師長さんにお願いしていました。
唯一の家族も闘病中でどうすることもできないのです。
何かあった時に手助けしてもらえる
人ととの繋がりを持つことが大事です。
悲惨な現場にも黙々と捕獲する職員さん達。
一人では到底無理な現場ですから、今回は本当にホッとしました。
さすがに手馴れています。
この捕獲網
かなり頑丈に出来ているので、真似してみようと思います。
持ち手はラケットでした

すぐおとなしくなりました。
あんなお家でも飼い主を待っていたのでしょうか...
猫 3匹が無事に保護されました。
小雨の中、近所の皆さんも心配して
見守っていましたが、ある方がつぶやきました。
『あ~可哀想に...』
『へっ?」
そうなんです。
皆さん 犬猫が処分されると思っているんです。
慌てて《新しい飼い主探しをするんですよ》と説明しましたが、やはり殺処分のイメージはなかなか拭うことが難しいのです。
せっかく日頃の管理センターの職員さんたちの、努力やご苦労が伝わっていないのが残念です。
もっと知ってもらうように私達も頑張ります❗️
皆さんが引き上げた後、朽ちかけた床下に入り込んだ猫を捕獲する為に捕獲器を仕掛けました。
1時間ほどして戻ってみると
あっさりご用
よっぽどお腹が空いていたのか、普通は残りのご飯を食べないコが多いのですがひと粒もカリカリが残っていませんでした

これからは十二分に美味しいご飯がお腹いっぱい食べることができるからね。
そのまま管理センターへお届けしてきました。
さすがに臭いのと午後から仕事に出るので
シャワーを浴びて出勤。
残り3匹もどうにか捕獲できるようにがんばります
書棚らしきところに難しそうな書籍がたくさん並べられていました。。。
元々は聡明な方だったのでしょうか?
しかしこのゴミ屋敷
何十年という年月こうしてきたのでしょう。
生活保護、高齢で犬や猫を飼うということ
本末転倒です。
病に倒れている飼い主さんを非難することは、冷たいと思われるかもしれませんが
結局他人を巻き込んで迷惑をかけるような生活をするのは絶対に人としてやってはいけないことです。
そしてその狭間で翻弄される小さな命達。
今回は札幌ということで
私達 愛護団体や札幌動物管理センターが連携を取れたことで犬と猫は命をつなげることができ、これから新しい飼い主さん探しに移行することができます。
しかし北海道内でも地方ではこのような案件は地域で解決することが難しいのです。
今月地方で開催される
わんにゃんレスキュー【命のわ】
このイベントを成功させ、地方の方たちにも犬猫を取り巻く環境について知ってもらい考えてもらえるきっかけになればと思っています。