突然夫のすい臓に５ｃｍ大の腫瘍が見つかり、スティーブジョブズと同じ膵神経内分泌腫瘍の疑いで摘出手術を行いました。大切な経験なので記憶に残しておくために記録に残しておきたいと思います。
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土地40坪 建坪32坪弱
２階リビング 2LDK
アラフォー夫婦＋子
マイホームがSUUMOの注文住宅
雑誌に掲載されました♡↓
前回からのつづき
まさかのクリスマス当日に入院して肝生検を受けて来ました。
夫はすい臓を半分切って脾臓全摘して3ヶ月も入院して動脈破損で大量出血して輸血したり、お腹を何度も穴あけたり、お腹を開腹したり、鼻から管を腸まで入れたり出したり、ありとあらゆる感じの経験したので私から見れば肝生検とかたいした感じじゃないのでは？
と軽い気持ちでいたのですが、
本人的には、あの恐怖が蘇るらしく、入院だけでも気が重いし、麻酔とか点滴とか考えるだけで恐怖らしく、かなりナイーブになって気持ちが落ち着かず、入院前は結構イライラしていて当たってきたりって感じでした
入院当日、夫は自分で運転して病院へ
予約の10:00に到着
受付で20-30分待って、恒例の入院患者が付けるリストバンドを渡されて◯階に行くように指示されて移動
リストバンドを付けてもらったらお部屋に移動して検査着に着替えて点滴を開始
最初は食塩水の点滴で、検査前に眠くなる点滴に変わったそうです。
いつ検査になるかわからないので待機していて下さいと言われて、ベッドの上で緊張しながらゴロゴロ
12:00頃に呼ばれてシャンプーハットみたいなのを頭に被ってストレッチャーの上に乗って寝ながら移動
途中で、はっ！！！
と看護師さんが夫の指輪に気づいて、
貴金属の持ち込みはダメなので私が責任を持って結婚指輪をお預かりするので外して下さい
と言われ、渡しました。
前回の入院でもそうでしたが、結構厄介な結婚指輪
夫は常に指輪を付けているので、前回もそのまま入院してしまい手術の時に外さなくてはならず、なくさない様に慌ててお財布にしまったり、私が慌てて預かったり、貴重品も部屋移動であちこち行く可能性があるので紛失しそうで結構怖かったです。
次回からは入院前には忘れずに結婚指輪は外して家に置いておくのがベストですね。
そしてストレッチャーで運ばれた先が検査室の前
そこには、夫と同じように頭にシャンプーハットを被ったおじさん達が横になったまま順番待ちで待機しており、
シャンプーハットを被ったおじさん達のストレッチャー渋滞が起こってました
しかも皆さん深く眠っているようで、不謹慎ですが、そういう方々の安置所みたいな様相だったらしく、夫はかなり戸惑ったそう。
それもそのはず夫ただ1人だけその場で起きていたから！
ある意味恐怖体験
夫はなかなか麻酔が効かない体質で、いつも麻酔していても効かずに手術して激痛、お腹を回復手術した時も麻酔足りなくて人間の耐えられる限界突破した痛みを経験するハメに
今回も眠くなる点滴を入れられて寝ているはずなのに1人起きていた夫は、待合場の天井につけられている3✖️4枚のTVモニターを眺めながら待機していたそうです。
そこに水中の映像らしきものが写っているそうなのですが、元々あまり画質が良くないものを3✖️4枚のパネルに引き伸ばしているので、画面がぼやっとしていて水中っぽいものが写っている様な、いない様なものをシャンプーハット被ったおじさん達と見させられて、(でも見ているのは夫だけ)なんかカオスな状態
そして夫の番になって、めっちゃ笑顔の麻酔技師が登場
まずはエコーで肝臓の腫瘍の位置を確かめて、肝臓の腫瘍の位置を確認
そして局部麻酔で皮膚の表面に注射で麻酔をかけました。この時の痛みレベル(最小1-10最大)4ぐらい
※ちなみに最大の10は開腹手術後に麻酔が早く切れてしまい気絶しそうなほどの痛みで麻薬を投入してなんとか痛みが治まるレベル
次に中身の方(肝臓？)への直接麻酔を注射されましたが、これがなかなか痛かったそうで辛い
痛みレベル6ぐらい
その後は放射線科の先生が登場して、いよいよ生検へ
シニア世代の先生と若い技師が、「ここからこんな感じでアクセスして、こういう感じでしようと思うのですがどうでしょうか？」「うんうんいいね。でもここ気を付けないとあーだこーだ」
と実習みたいな感じの会話を聞きながら
夫俺起きてるんだけど…全部聞こえてるんだけど…と思い、自分起きていますよアピールをすることに。
お医者さま「ちょっと痛みあるかもしれないですよー」
はい！
と大きな声でハキハキと答える夫
「ちくっとしますよー」
はい！ と大きな声で元気よく答える夫
ぷすっ
アイタタタタ！
とややオーバーリアクションで俺起きてます。麻酔足りてませんアピールする夫
しかし、「痛いですか？」と聞かれて、
痛いですが、耐えられないほどではないですね…
と答えてしまったため、そのまま麻酔は足してもらえず続行へ
この時も麻酔効いても普通に痛いらしく、痛みレベル2-3 凄く痛いって言うわけではないが、お腹の中に違和感を感じて気持ち悪いレベル
遂に肝臓の腫瘍まで針が到達して、
「ちょっと大きな音が出ますけど、大丈夫ですからねー」と看護師さんから声をかけられて
はい！わかりました！ と元気よく返事
そしてバチンッというホッチキスのような音がして何かを焼き切るような感じと、身体の中身に結構な衝撃を感じたそうです。
一ヶ所の腫瘍から生検するということなので、バチンは一回で済むのかと思いきや、4-5回ぐらいバチンッバチンッが続いたそう。
終始、意識があるままで行われた生検。
終わってから看護師さんから「全く眠くないですか？ぼーっとするとかもないですか？」と聞かれても
全く眠くないですね
キリッと元気よく返事をする夫
そして夫はそのままありがとうございました。とお医者さまにお礼を伝えて退場
再びストレッチャーで運ばれてベッドに戻り、自力でストレッチャーからベッドに移動しました。
所用時間は待ち時間も含めて2時間ぐらいでしょうか。
そしてベッドに戻ったところで、ようやく睡魔に襲われて意識を失う夫
気がついたら夕方16時でした。
全く麻酔の意味ないじゃん
私は家でハラハラしながら、大丈夫かしら？もう終わってもいいはずなのに連絡来ないのはなぜ？と心配して待ってました。
ようやく目覚めた夫からメッセージが来て、無事に終わったことを知らされてホッとしました。
とりあえずは無事に終わったようで一安心。
でも身内が生検後に敗血症になって大変だった経験があるのと、毎回一筋縄では行かない夫のことなので検査後も心配はつきませんでした。
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