NETFLIXで映画『オールド・ガード』を観ました。
何世紀もの間、ひそかに人類を守ってきた4人の不死身の兵士たち。だが、その特殊能力を知った謎の組織が、私利私欲のために彼らを狙い始める。
Netflix公式サイトより。

だいぶ前に観たやつですが、とても良かったので更新。

よくあるアクション映画かなーと軽い気持ちで観たのですが、すごく面白かった!
2時間あっという間でした。
もともとシャーリーズ・セロンが好きで楽しみにしていたのですが、とにかくかっこいいので惚れ惚れ。
見事にシャーリーズファンの期待を裏切らない作品です。
そして、この映画の良さはシャーリーズの魅力だけではありません。
今までも不死身がテーマの作品はそこそこあるし、不死身である苦悩に哀しみを足して同情を誘う、みたいな展開が多かったような気がする。
でもこの作品は、不死身である事は"戦争や圧政など時代それぞれで起こる出来事から人々を救う使命"であり、1人ではなく4人の不死身者が力を合わせて戦うというところが違う。
しかも、過去に不死身仲間が戦闘中に傷を負って死んでいる。
不死身なのに、突然不死身でなくなる。
それがいつなのか、誰もわからない。

シャーリーズ・セロン演じるアンディは「どれだけ自分達が戦っても世界は全く良くなっていない」と憂いでいる。
自分達の存在に意味はあるのか?
そして新たに不死身者となった女性、ナイルが加わり新たな時代へと突入する。

不死身者たちの過去は中世からはじまりテクノロジーが駆使された現代まで戦い続けてきたというところが一本の太い軸になっていて、それぞれ不死身者達の想いや心の痛み、数少ない仲間を心から大切に思う様子が加わることで物語に厚みが出て、後半の戦闘シーンはとても胸を打たれました。

さて、シャーリーズ以外の出演者も粒揃いで素晴らしいのですが、なんと言ってもメリックは驚きました。
mensxp


演じているハリー・メリングは、なんとハリー・ポッターシリーズのダドリー坊やです!

比べて見ると確かに同じ顔!
だけど、スラリと痩せてカリスマ経営者であるメリックとのギャップがすごくてすぐにはわからなかった!
いやぁ、大きくなりましたねぇ。

これは今年観たなかでもかなり上位に入るほどの秀逸作。
続編希望!!