日曜日(10/27)、午後からは「ベッセルおおち」にて
松井久子監督講演会と「レオニー 海外配給版」を観る。


月影の舞
ベッセルおおちから眺める海。
台風が去り、とってもいいお天気。


会場に着くと、代表のYさんが、控室に案内して
くださり、松井監督とご挨拶させていただけた。


そして、まずは講演会。

松井監督はテレビドラマ制作に関わられていた方で、
ドラマは放映が終わると消えてしまうこと、
視聴率を意識せねばならぬことがあり、
いつまでも残る「映画」へと意向されていった経緯を
語られた。


興味深かったのは、スタッフを決める時の
日本とアメリカの違い。

日本はつながりで人をまず決めるが、
アメリカの場合はシナリオありきで、
シナリオを各部門のエージェントに送り、
そこで応募して来た人たちが提示したものをみて、
監督が選ぶという。


音楽を決める時のエピソードもすごい。
たくさんの映画の音楽だけを聴き、この音楽!
と思った人にオファーをするも、金額と製作期間で
エージェントに断られ、それでも諦めきれずに
本人にメールを送り、お願いしたという。

とてもいいお話が聴けた。



月影の舞
「レオニー」パンフレットに松井監督のサインをいただく。

映画にかける情熱とあきらめない強さが、

様々なお話から感じとれた。


50歳で初監督をされたという松井監督は
女性としてもとても美しく魅力的な方で、
人を惹きつけ、まきこんでいく力があるのだろう。


映画の実績がないこと、映画監督としての認知度、
年齢が高い、女性ということはハンデになりがちだが、
アメリカではそれが全く関係なかったという。