4月19日。

新宿にて映画「ブラックサイト」を観る。


ブラックサイト

ネット犯罪専門のサイバーFBI捜査官が
登場するサイコサスペンス。


ネット上のサイト「Kill with me」で
ライブ中継で監禁された人の映像が
公開される。
そして、そのサイトのアクセス数が
あがるほどに、その人は死に至らしめられる
という。
とても悪趣味で残虐な犯人。


犯人は、直接手をほどこさなくても、
人の好奇心を刺激して、死に至らしめる。
そして、人が死んでいく姿をネットで流す。


題材としては、今のネット社会や興味本位のマスコミの
実情を表していて、とても興味深いと思ったのだけど、
ちょっとストーリー的に強引なところがある。


サスペンスとしては、ノンストップでハラハラさせて
ダレることなく展開していくのだけど、
せっかくちりばめているいろんな要素も
うまく活かされてなかったり、
矛盾点もあったのが、残念。


ネットでは衝撃的な映像や写真が無数に放置されている。
無法地帯と化しているネットで流されている映像は
果たして何が本物で何が偽者なのか。
考えると、とっても怖いことだ。



ダイアン・レインはカッコよかったなあ。
仕事に忠実で、ひるむことなく、最後の見せ場も
勇敢だったし。
でも、ネットでは「年とったなあー」という男性の
嘆きの声が多かった。
確かに、今回の役は、化粧っ気がなく、「女」を
見せるシーンもなかったからなあ。


ブログとかでは、ダイアン・レインの
若い時の美しい写真と今の写真を比較して載せている
人とかもいて、これも一種のネット晒しものだよね。


女優さんは、お直ししたり、磨いたりして、
いつまでも美しくあり続けるタイプと、
その年その年によってのありのままの姿を見せ、
年を重ねることが魅力となるタイプといるものね。

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