月灯りの舞

自虐なユカリーヌのきまぐれ読書日記


テーマ:

平井堅のカヴァーアルバム
第2弾「Ken's BarⅡ」を聴いた。


月灯りの舞-平井けん

平井堅が草野マサムネと組んで歌ってるという
中島みゆきの「わかれうた」が聴きたかった!!


いやあ、すごくイイ。
感激して、涙がでちゃう。


みゆきさんが歌う「わかれうた」は強さを
感じるけど、逆に平井堅のは弱さを感じさせる。

それで みゆきさんの本を読み返してみた。



「魔女伝説 中島みゆき」
  こすぎ じゅんいち:著
CBS・ソニー出版/1982.7.22/980円

月灯りの舞-MAJYO

みゆきさん教の私にプレゼントしてくれた本。


ちよっと古いけど「中島みゆき」という人物の
成り立っていく「原景」を尋ね、中島みゆきの
歌の世界へと迫っていった本。


「彼女は“女”だけを描こうとしているのではない。
彼女は、人間の弱さを描こうとしている。


自分の弱さを題材にして、人間の弱さを描こうとしている。


とりもなおさず、それは結果としてみゆきのほんとうの
意味での強さを僕らに感じさせることでもあるはずである」
              本文より



「現代の魔女たちとは、より人間であろうと戦いつづけて
 いる人たちのことである。


 中島みゆきは、歌を通して、その戦列に加わった。

 多くの人たちが、彼女に鼓舞され、
 あるいは彼女とともに泣き、そのカタルシスのなかで、
 明日に向かう力を養っている」
         本文より

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
最近の画像つき記事  もっと見る >>

テーマ:

「中島みゆき・円環する癒し」
   落合 真司:著
   青弓社/2001.1/1600円
円環する癒し
ささくれ凍てついた時代に、言霊が心を修復し、
母性の声があたたかく包みこんでくれる
中島みゆきが示した癒しと転生のテーマに迫る、
言葉を解放するためのシリーズ第6作。
           <表紙より>




またまた著者のみゆきへの熱い思いが
つづられたみゆき論。
とにかく綿密にみゆきを追い、
データを比較し、著者独自の視点でみゆきの世界観を
語っていく。


全て観たという「夜会」の細かい分析には圧倒される。

歌詞の解釈は独自のものなので、
それは聴く人それぞれがとらえればいいものなのだが、
こういう解釈もあるのかと思うものもあった。




 ♪くり返すあやまちを照らす 灯をかざせ
   君にも僕にも すべての人にも
   命に付く名前を「心」と呼ぶ
   名もなき君にも 名もなき僕にも


  このサビの歌い方には、悲しみを源動力にした
  巨大な生命力を感じる。
  低く力をこ込めて唄いながら、最後の
  「名もなき」の「き」、「君にも」の「も」、
  「僕の」「く」をそれぞれ極端に高い音叫ぶように唄う。
  一言一言に魂から湧き出る命を注入するような声だ。



という感じで、歌詞をあげ、唄い方についても
鋭く分析している箇所もある。

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:

「中島みゆきデータブック
      20年の光と影」

落合真司:著
 1,600円/1995年09月/青弓社


中島みゆきデータ
21世紀に向かって音をつむぎ、詞をおりつづけるみゆき。
デビュー20周年を迎えたその全歴史を精密に刻み込んだ、
初の記録集・永久保存版。
              <表紙より>

中島みゆきの「精密画のような詳しい年表」を作りたい
という著者の熱い思いが感じられる本。


“みゆきの代わりはいないと確信”し、みゆきを
“長距離を短距離のスピードで走っている唯一の
アーティスト”だと著者はみゆきをあらゆる言葉で
言い表す。


年代ごとにみゆきの軌跡を追い、コンサートで語った
みゆきの言葉や行動、状況もつづられる。
そして、その年代に発表された歌について、一つ一つ
丁寧に分析していく。

欄外にはみゆきの歌の広告コピーについてや、
みゆきが関わった人などの説明やトリビア的
話題まで載せられている。


・言葉ではなく魂で歌を伝えようとするみゆき。


・みゆきの声は、他者の命に共鳴し、女の子に
 生きる力を与えた。


・みゆきはふたりともがふたり分、傷ついている
 と詞う。それぞれが、自分ひとり分だけ傷つく
 のではなく、相手の傷をも背負う。
 それが人を愛そうとする原点である。
            (あした)

・傷口を押し広げ、みじめな自分をあえてむき出し
 にしてみせることによって、多くのリスナーの
 共感を得ることに成功している。
  (愛してると云ってくれ)

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:

「中島みゆきの精神世界
   -あなたに問いかけるもの-」
 三好章人:著
  たま出版/2005.10.21/1500円

みゆきの精神世界
たましいに響きわたる言霊の波動を読み解く!
中島みゆきの詞は、宇宙のような普遍・不朽の精神世界。
その詞に託して広大な精神世界のすばらしさ、奥深さを解説。
「精神世界を旅するあなたへ贈るスピリチュアル・ガイド」
                  <帯より>

精神世界の探求を究めた著者が、精神世界という観点で
みた中島みゆきの歌詞世界を語ったもの。

「生の神秘」「人間というもの」「男と女」「東洋のこころ」
「日本のいのち」「光に向かって」という六章に分けられ、
それぞれの章にみゆきさんの曲がカテゴリーされて紹介されている。
全部で30曲。

仏教の教えからの引用や哲学者の言葉、平家物語などの日本の古書、
芸術家、心理学者などの「お言葉」との比較や、
関連づけもしながら深く深くみゆきさんの世界が掘り下げられている。
いろいろな解釈があるものである。



「毒をんな」を仏教の三毒に侵された女と解釈していて、
なぜか漫画「ミナミの帝王」の借金のかたにカラダを売る女
の話が引用されている。
はたまた「十界大曼荼羅」の話があり、女に憑依したヘビの霊の
話へと続き、ヘビ女への生態の話になる。
ううーん、話が、突飛というか、ある意味、壮大。


たま出版である。
もう、精神世界を十分堪能できる。
中島みゆきの歌詞解読本は数あれど、トンデモ度は
ダントツではないだろうか。
もう崇高なお言葉が並ぶ。

「言葉」には偉大なるエネルギーがこめられている
ので「光透波」なのだそう。
だから、「光透波」は耳で聴くのではなくハートで聴く
のだと。


★こちらは去年読んだ本だが、かなり共感したみゆき研究本。
「あなたと聴く中島みゆき」
  藤田ひろみ:著
  青弓社/2004年01月
                     
2002年の紅白歌合戦出場で「地上の星」が大ブレイクした中島みゆき。
日々を懸命に生きる名もなき人々への視点とメッセージは、中高年の
サラリーマンばかりでなく、現代社会を照らすヘッドライトかもしれない。
しかし、中島はデビュー当初からこのような共感的な歌い手であったわけ
ではない。彼女の歌は他者を信じられない孤独や、他者から受け入れられ
ない自己への苦渋に満ちていた。
では中島はいつから、またどのようにして「地上の星」の姿勢を獲得して
いったのか。
本書では、「銀の龍の背に乗って」に込められた3つのテーマ
「夢」「傷み」「慰め・励まし」を巡って彼女の詞の解釈をしながら、
中島が求め続けたものに迫る。        <データベースより> 
 
                     

大学院研究生が書いた中島みゆき解釈本。
論文みたいな感じだが、歌詞を取り出して昔のものと
比較したり考察している。


余命1年と宣告されたら、中島みゆきの研究本を書く
という著者は、「ほかの人が読んでもわかる文章にして残そう、
まとまったものにしなければ死ねない」とまでの思いの強さがある。

歌詞の解釈は人それぞれだし、聴くときの感情にもよるものが
あるが、かなり共感できる本であった。


初期のみゆきには別れを受け入れられずに、すねて、ひねて、
醜いまでにもがき、不幸の中からなかなか抜け出さずにいる。
でも、ここ数年は、別れをきちんと受け入れて、適切な距離を
おけるようになっている歌詞が多い。
こういう前向きさのある歌の方が万人うけはするだろう。
癒されて元気にもなれるだろう。
だけどせつないくらいに愚かな女を描けるのはみゆきさん
ならではの世界である。
もっとそういう歌を堪能したい。



オトナになるにつれて、どんなに愛しても叶わぬことがあることを
知っていくから、悟らなければ前に進めないこともわかる。
傷つくことを恐れて、心をセーブする術も覚える。
だけどやっぱり、騙され、不幸に浸る結果になろうとも
自分の心に正直に愛を貫く、愚かだけどいとおしい女がいい。
                  (2004.7.6読了分)



★私のバイブルであるみゆきさんの歌集
「中島みゆき全歌集」
  中島 みゆき:著
  朝日新聞社/1200円/1986.12.5

みゆき全歌集

黙っていても愛し合える自信がないから、
もう少しだけ、私はまだ詞を書くつもりでいる。
           <帯より>


何度もめくるのでもうぼろぼろである。
辛い時、せつない時、みゆきさんの言葉に
ふれてみる。
きっといつも自分の気持ちを表す言葉が
みつかる。
そして、少しその言葉が心の傷を癒してくれる。


★文庫化されてまとめられてるのはこっち
「中島みゆき最新歌集 1987~2003」
   中島 みゆき:著
朝日文庫/2003.12.30/760円

みゆき最新歌集


 

いいね!した人  |  コメント(6)  |  リブログ(0)

テーマ:

中島みゆきの秘密
   佐々倉 鋭二:著/青弓社/1996.7.6/¥1,890


みゆきの作品世界とローマ神話を交差sに隠されることで
浮かびあがる「秘密」とは?
みゆきの歌=詞の背後にある神話的世界を解読する。
                 <扉より>

1 中島みゆきに秘められた「アモールとプシケー」
2 中島みゆきの神話を追って
3 中島みゆきの宇宙とシンクロニシティ
4 中島みゆき――時空間のマンダラ

みゆき関連本はたくさんあるけど、これは珍しい切り口。
タイトルはなんか、俗っぽいけど、かなり文学的であり、
理論的に語られている。
みゆきの作品世界をストレートに解釈するのではなく
作品世界の隠されているものを探る本。


探る時に神話を分析の枠組みとして用いているのが斬新。

みゆきの作品はどれも一つの物語としてできているが、
その表向きの物語ではない裏の物語を解釈していくという。
著者は、哲学・宗教・芸術・神話などを研究中の方なので
神話自体の説明も交えながら、詞を引用して、解釈している。

神話にあてはめてみるという発想がよけいに難解になる

のではと思うのだが、見事にというかかなの強引に
「神話」の枠組みにあてはめている。
例えば、アルバム「愛してるといってくれ」は
プシケーの人気と美貌を妬んだ「恐ろしき母」
アプロディーテーを表しているという。

みゆき

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。