月灯りの舞

自虐なユカリーヌのきまぐれ読書日記


テーマ:

古本屋さんで見つけた本。

「危ない写真集246 (夜想・Baby)」
飯沢 耕太郎
ステュディオ・パラボリカ/2005.8.1/2500円

月灯りの舞

写真という表現媒体が孕んでいる、最もいかがわしく
スキャンダラスでありながら、どうしようもなく
魅惑的なあり方を示していることである。
              <帯より>
  
著者の秘蔵・愛蔵本である「危ない写真集」を厳選して解説
したブックガイド。
エロ、グロ、タブー、フリーク。
異常なもの、異形なもの。

全てが「写真」という表現方法で切り取られ、
アートになる。

危ない写真集246 (夜想・Baby)/飯沢 耕太郎
¥2,625
Amazon.co.jp

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
最近の画像つき記事  もっと見る >>

テーマ:

いただいた本。

詩人の伊藤比呂美は、
「良いおっぱい 悪いおっぱい」とか
「コドモより親が大事」のエッセイの
イメージが強かったけど、この写真集では
自らが被写体となって裸体をさらしている。


「手・足・肉・体―Hiromi 1955」
伊藤 比呂美 (著)
石内 都 (写真)
筑摩書房/1995.8.25/1900円


月灯りの舞

はだかな写真家。詩人のはだか。

写真家が詩人の肉体を撮る。
手や足や肉や体と向かいあって、詩人は詩を書きはじめる。
それは、せつない恋愛のものがたりになる。
            <帯より>


詩人のヌード写真がモノクロで並ぶ。
間に物語が綴られる。


けっして美しい身体ではなく、美しく撮ろうともしていない。

逆立つ陰毛、皺、傷、たるんだお尻。
その身体全てをありのままに写していて、生々しい。

詩人は言葉で自らをさらけだすが、この本では、
自らの肉体をも全てさらけだしている。


去年、丸亀猪熊美術館で「石内都 絹の夢」展を観て、
「キズアト」という写文集を買った。
この写真集も写真家 石内都が撮る傷のある裸体の
モノクロ写真が並ぶ。



★「キズアト」石内 都 (著)

http://ameblo.jp/tsukiakarinomai/entry-11408564415.html


★「石内都 絹の夢」展@丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
http://ameblo.jp/tsukikagenomai/entry-11441217393.html


手・足・肉・体―Hiromi 1955/伊藤 比呂美
¥1,937
Amazon.co.jp

キズアト/石内 都
¥2,520
Amazon.co.jp

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
土曜日に丸亀猪熊美術館で観た「石内都 絹の夢」展で
買った石内都の写真集「ひろしま」と写文集「キズアト」。


月灯りの舞


「ひろしま」は広島原爆資料館にあった
焼けただれた被服だった布たちを撮影したもの。
それは単なる「もの」ではあるが、そこには命が見える。
...


「キズアト」
石内 都 (著)
日本文教出版/2005.2.20/2400円

物語として再生する無数の傷跡。
著者によって写し取られた、それら「生の痕跡たち」-。
傷跡とは、まぎれもなく写真そのものである。
2005年ヴェネチア・ビエンナーレ出品作家による
未発表作品を含む写真を収録した写文集。
           <帯より>

モノクロなのに……モノクロだからか、
その生々しさがつ陰影と共に写しだされる
身体の末端たちや傷跡。

写真は目に見えないものを写してくれると語る著者は、
その身体の末端に蓄積された時間と空気を見ると言う。

石内都は、有り余るエネルギーが外へ向かって
出て行くのを何かにぶつけて表現したかったと、
写真を始めたという。
そんな時に出逢った写真は彼女にとって、
新鮮な表現手段として、夢中にさせる魅力をもっていたとある。

男の身体を撮る時は、潜在的なある種の偏執性が
しっかりと表に出るとも語る著者は
「写真になると変態性欲風活力がムラムラと湧き上がり、
そのエネルギーが写真を撮る原動力になっている」と。

私は女の身体が好きだが、男の身体もエロティックである。
それは見た目の美しさではなく、その人の生きざまだとか
性的魅力が表れているからこそなのだろう。

男と肌を重ねた時、発見する傷跡は、愛する人のものだと
傷さえもとても愛おしく、その男が語る傷にまつわる武勇伝
も心地よく聞ける。

だけど、「コレ、元カノに刺された傷」とか言われた日には
かなり引くけどね……。
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:

伴田良輔が撮った現代日本女性の乳房写真に
詩人 谷川俊太郎が詩をつけた。


写真と詩のおっぱいコラボ作品集。


「mamma まんま」
谷川 俊太郎 :詩
伴田 良輔 :写真
徳間書店 /2011.1.25/1600円



月灯りの舞

神様からの贈り物が、
この世に確かにあるのかどうかを、
みんな本当は知っていた筈なのに、 探しあぐねて歳をとる。


そんな日には、谷川さんの詩が、 すらりと、笑ってくれる。
  中島みゆき(アーティスト) 
          <帯より>




ちぶさはつぐなう


ちぶさはいやす


ことばのおよばぬところで


        (谷川 俊太郎)







てきもみかたもなかった


しにゆくへいしのこころをみたしたのは


ただひとつ ちぶさのまぼろし


         (谷川 俊太郎)

 


むねのおくにどんなかなしみがあろとうも


おんなはここに


よろこびのおもいでだけをかくしている



           (谷川 俊太郎)



----------------------------------


まんまるな乳房、
ツンと上向いた先っぽ。

本当に美しい乳房の写真たち。


うす桃色のおっぱいは やさしくて
あったかくて、そのフォームは
身体のどの部分よりもかっこいい。


いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:

「アウトサイダー・アートの作家たち」
写真:大西 暢夫
ボーダレス・アートミュージアムNO-MA 編
角川学芸出版/2010.3.17/2400円



月灯りの舞

写真家 大西 暢夫はアウトサイダー・アート作家
たちを全国に訪ね、彼らの制作する姿や日常生活を
カメラに収めてきた。
50名に及ぶその記録の中から17名に焦点をあて
紹介するものである。
          <本書より>



ヘンリー・ダーガーのようなアウトサイダーな作家たち。


何か障害をもっていたり、施設、院内で暮らす人も多い。
彼らが作品に取りこむ集中力はとびぬけている。

一心不乱というより、作品に溶け込んでしまっている感じ。
その緻密さとこだわり、のめり込み度に圧倒される。



人と関わることを避け、孤独を選ぶ人たち。
そして、彼らが孤独の中から生みだす「作品」たち。


人間関係に疲れた時、人との関わりを拒絶したくなる。
執筆に没頭し、自分の妄想の中で生きてみたりもする。


でも、やっぱり 独りは寂しい。




アウトサイダー・アートの作家たち/写:大西 暢夫
¥2,520
Amazon.co.jp

いいね!した人  |  コメント(3)  |  リブログ(0)

テーマ:

風景や言葉に常に敏感でありたいな。
どちらも創作のインスピレーションを刺激してくれるから……。

で、息抜きにこんな本。




「ラジオからビートルズが流れていた」
浅井 愼平:著
PHP研究所/2011.2.3.7/1600円


月灯りの舞

失った青春の日々は還らない。甘さも痛さも。
だから言ったんだ。大切にしろよって。
           <帯より>



稀代の写真家が贈る心揺さぶる人生語録。


帯にあるような ちよっと恥ずかしくなるような
ストレートな言葉もあるんだけど、
写真がやんわりと 言葉のリキみを無くしてくれる。

何気ない風景、ちよっとした景色を
鮮やかな色で切り取る浅井慎平の写真集とお言葉集。




「映画をストーリーで観ません。
 シーンの連続として観ています。
 人生はシーンですから」



「音楽は見えるものを透明にし、
 透明なものを見えるものにする」



「人生には“待つこと”でしか
 手に入らないものがある。
 芳醇たる葡萄酒のように」



……ある人と出逢ってから、
私は 待つことを覚えた。
常に先へ先へと突っ走ている私だったけど、
待つことも そう悪くないね。


中島みゆきの古い歌に こんなのがある。


♪ 走り続けていなけりゃ倒れちまう
  自転車みたいなこの命転がして
  息はきれぎれそれでも走れ
  走りやめたらガラクタと呼ぶだけど この世では
            
              「親愛なるものへ」 





「永遠は一瞬の積み重ね。
 一瞬がなければ永遠もない」



ラジオからビートルズが流れていた/浅井 愼平
¥1,680
Amazon.co.jp

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:


ミクシィでマイミクさんのキリ番を踏んじゃいまして、
キリ番記念商品にと文庫版の「ヌード写真集」を
二冊いただ。



一冊目は洋モノ


「ベティ・ペイジ・ボンデージ」
大類 信:編
河出文庫/1993.9.25/580円


月灯りの舞


伝説のピンナップ・ガール ベティ・ペイジの
魅力的な肉体が奔放に踊る。


黒いガータストッキングがトレードマークのように
彼女の過半身を飾る。


正に ボンキュッボンの典型的体型。

あまりにハツラツとしているせいか、
セクシーさにはやや欠ける感じがするけど、
ド迫力ボディは日本人としては憧れ。


もう一冊は和モノ。


「遠藤正 ヌード作品集」
 週刊プレイボーイ特別編集
 集英社/ 1985.1.30/480円


月灯りの舞

渡真美、上田まゆみ、イヴ、中山貴美子、
畑中葉子、岩浪とも子、小田かおる



いやいや、とっても懐かし~。


昭和60年発行ですもの、昭和臭漂ってます。
メイクとか髪型で時代が反映されるというけれど。
まさにあの時代のメイク。



今はスタイルも完ぺきで美しい女性がバンバン裸体をさらして、
いるので、ヌードなんていくらでも見られるけど、
この時代の人たちは個性が強烈だった気がする。
だからか、すごく生々しい。



月灯りの舞
「遠藤正 ヌード作品集」より一枚。


縄目のように見えるけど、影
さーて、誰のお花ちゃんでしょう?


ヒントは


♪ ラ~ブレタ~ フロ~ム カッナァダ~♪



ザ・リアル・ベティ・ペイジ―伝説のピンナップ・ガールの知られざる真実/リチャード フォスター
¥2,100
Amazon.co.jp

遠藤正 ヌード作品集 (プレイボーイ写真文庫)/遠藤 正
¥504
Amazon.co.jp

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:

「膝のうえのともだち」
町田 康:著

講談社/2010.3.25/1500円


月灯りの舞

こんな眼で私を見るものは
この世にひとりしかいなかった。
         <帯より>


作家作家・町田康 初の猫写真集。

猫と暮らす中で撮りためた膨大な写真から厳選。

書き下ろし短編集も収録。


猫の写真に添えられた短い文章は
エッセイ「猫にかまけて」や「猫のあしあと」からの引用。


“自分ら人間のくだらない診え煩悩が
いかに無意味かということを見を以て教えてくれる”



“どんな状態であっても生きている以上、
 生きようとしなければならない”



かわいいしぐさ、悪戯な瞳、じっと見据えている瞳。
13匹の猫たちがそれぞれ代わる代わる登場。

それぞれ特徴的でそれぞれがかわいい。
自然体の愛くるしい猫たち。


そして、そこには被写体とカメラを向けた人との
愛があふれる。


ほとんどが猫だけの写真なんだけど、
町田康と猫の写真がある。

戸棚(茶ダンス?)の中にいる猫を
後ろから抱きかかえてねそべる町田康。


戸棚の中によく入れたものだ町田康。
自らも猫になってるのだろうか……。



膝のうえのともだち/町田 康
¥1,575
Amazon.co.jp

猫にかまけて/町田 康
¥1,680
Amazon.co.jp

猫のあしあと/町田 康
¥1,680
Amazon.co.jp

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:

「ほぼ日刊イトイ新聞」に4年にわたって連載された
人気企画「天久聖一の味写入門」をまとめた本。


「味写入門」
天久 聖一 :著
アスペクト/2010.3.23/1000円


月灯りの舞

AJISHA。
プロには無理。
写真界の最終兵器、それが味写だ。
糸井重里
           <帯より>


「味写」とは、
失敗と偶然が絶妙の効果を発揮した「味のある写真」。


読者の投稿写真なんだけど、
「VOW」のように狙ったおもしろさではなく、
偶然撮ったらこうなったという
シャッターチャンスの妙に
被写体のキャラが味わい深いのだ。


とにかく、笑える。


中にはヒーヒーと大爆笑してしまうものある。


癒されるというか、脱力するというか、
写真のおもしろさを実感。


そして、また天久 聖一の解説文というか、
写真を見て膨らませる想像文がおもしろすぎる。



昭和な写真が多く、古き良き時代の空気を思い出して
感慨深いものもある。
チープさとゆるさが絶妙で、
バカなことをしても許された時代、それが昭和。


とにかく、これ見て大笑いできる人とは
友達になれるなあ。



月灯りの舞
本紙より「ガンダム婦人」

なんてことはないご婦人の後ろ姿だが、
肩の部分をよく見て……。




月灯りの舞
本紙より「雨上がりの空に」

これも真ん中のご婦人のキャラが……。




味写入門(あじしゃにゅうもん)/天久 聖一
¥1,050
Amazon.co.jp



いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:

「帽子」
NHK「美の壺」制作班:編

日本放送出版協会/2009.12.25/950円


月灯りの舞

ファッションアイテムとしてはもとより、
自分という存在を主張・演出する小道具として、
昨今にわかに注目を集めているのが「帽子」である。


人々の洒落ごころをかきたてる、この小粋なアイテムの
魅力を知るためのツボを探ってみよう。
          <本文「美の壺」を探しに~より>

   

「帽子ことはじめ」では帽子の歴史や基本の形の紹介、
帽子のデザインの美しいフォームについての蘊蓄。


リボンや花など帽子につける装飾品のこと、
トリミングは右側に来るのがいいとか、
帽子のアクセントについての話しもある。


小説やスクリーンの中に登場する帽子についてや、
パナマ帽にみるダンディズムのことも興味深い。


帽子が顔の一部になっている人、
帽子で個性を主張する人、
とにかく帽子がなきゃ始まらない人など
帽子好きさんには楽しい本。




私たちの自主映画の中でも小道具として帽子が登場する。

この帽子にはものすごくこだわりのイメージが
あって、いろいろと捜しまわったのだが、
ぴったりのものはなくて、最終的には妥協してしまった。


帽子って、重要アイテムとしていろいろ使える。



★そんな私たちの自主映画の動画はココ

「GO BACK 5 MINUTES AGO」
http://www.youtube.com/user/goback5


月灯りの舞


★上映のお知らせ★


【日 時】 ●第1回 2010年5月15日(土) 
            ・13:30~14:30 「映画製作実践講座」説明会
            ・14:30~16:30  映画上映 


      ●第2回 2010年5月23日(日) 
            ・13:30~14:30 「映画製作実践講座」説明会
            ・14:30~16:30  映画上映 


【場 所】e-とぴあ・かがわ BBスクエア
    (高松市サンポート2-1 高松シンボルタワー タワー棟4、5階)
      TEL 087-822-0111  



帽子 (NHK美の壺)/著者不明
¥998
Amazon.co.jp

いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。