五輪エンブレム、盗用疑惑について | 皆見つかさ 公式ブログ 〜ソロアーティストの脳内と日常

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この記事は2437文字です。(読破予想時間:約5分48秒)

 

【冒頭追記】

 

この記事は、佐野氏のデザインの盗用が次々に発覚する前の記事です。

 

今は、個人的に、佐野氏が、東京五輪2020のエンブレムのデザインを盗用した可能性が高いと思っていますし、思わざるを得ない状況であるとも思います。

 

↑追記はここまで

↓以下、本文

 

2020年の東京オリンピックのエンブレムが自分のデザインとそっくりだとベルギーのデザイナーが使用停止を求めている。

 

それを受けて数日間の沈黙を破り、エンブレムをデザインしたデザイナーの佐野研二郎さんが、先ほど、記者会見を開いて「事実無根。全く似ていない」と真っ向から否定した。

 

これは、以前も三島由紀夫の短編小説の盗作問題を記事にした時、さんざん書いた事だが、盗用がどうかの真偽を他人がいくら考えても結局は本人にしか分からない事だと思う。

 

 

これだけシンプルな形状のパーツの部分だけが似ていると言っても、そりゃ似る事もあるだろうと、僕は思う。

 

小学校の授業レベルでも、よく似た絵(デザイン)を書く子がクラスに複数いたなんて事は別に珍しい事ではない。

 

そのパーツ自体は、おそらくそんなに目新しい発想のものでもなく、言い方は悪いが、誰が作ってもあんな風になる程度のものなのだろう。

 

そのロゴ部分のパーツをどう活かすかが、ポイントなのではないかと思う。

 

佐野氏も「デザインに対する考え方が違う」と言ってるが、言い換えてみれば、ロゴ部分が出来上がるまでの発想の道筋が違うのと、デザイン全体の中での、そのロゴの役割が違うって事なのだろう。

 

 

一言誤解のない様に言っておくと、僕は、どちらかを擁護してるつもりもないし、どちらかを完全に否定してる訳でもない

 

ロゴ部分が似てるかどうかと言われれば、そりゃ、誰が見てもほぼ同じに見えると思う。

 

だからと言ってそれが盗用なのかと言えば、一概にそうとは言えない。

 

あのデザインを見て、ベルギーのデザイナーが驚いたのも分かるし、スペインのデザインと似ていると指摘されたのも分かる。

 

でも、ロゴの部分はそれだけありふれた発想だったのではないかと言う思いが、僕の中には沸き上がる。

 

 

音楽の世界でもこの手の話は、昔からよくある話だ。

 

唯一無二のアレンジを盗用すれば、流石に、擁護の余地は一切ないが、グレーゾーンも多々あって、それはやはり本人にしか分からないのだ。

 

でも、音楽の世界には定番になっている演奏パターンも存在して、例えば、ロカビリーなどスリーコードのロックンロールのバックでギターやベースが演奏するパターンはいつも決まりきったアレンジだ。

 

これも諸説いろいろあるが、最初にあのアレンジに極めて近いパターンで演奏した人物がいる訳で、その人物がもし「このアレンジは誰も使うなよ」などと、片っ端から、使用差し止めにしていってたなら、数々のロックンロールの名曲は生まれなかったと言える。

 

 

今訴えを起こしてるベルギーのデザイナーの立場からすれば、だからどうしたと言う話なんだろうし、そっくりなものを見てしまった時の気持ちも、もの凄く理解出来る。

 

個人的には、佐野氏の「オリンピックエンブレムのデザインをするのが夢だった」と言う気持ちに大きく胸を締め付けられる

 

 

それだけに、せっかくのその気持ちに水を差さずに、そのまま東京オリンピックのデザインをして欲しいとも思う。

 

でも、現実にベルギーとスペインから物言いがついたと言う事実から、目を背けてはいけない気がする。

 

盗用かどうかと言う話でなく、ベルギー、スペイン、どちらの物言いも、難癖には思えないし、やはり東京五輪のエンブレムたるもの、どこからも物言いのつかない唯一無二のデザインであるべきではないかと思う。

 

残念ながら、こう言った事態になる様なデザインがたいしたデザインではなかったとも言えるし、選ばれる資格のあるデザインではなかったと言う事なのではないだろうか。

 

五輪エンブレムの審査をしている委員の方達も、数点ノミネートされた作品を発表して十分な期間をおいてから、その中から決定するなどすればいいのではないかと思う。

 

実際にどうしたかは知らずに書いているので、その様にしての結果なのかも知れないが。

 

 

何にしても僕個人の意見としては、今回はもう一度デザインを公募して、数点の候補作を十分な期間をおいて、しっかりと全世界に向けて、今現在の候補作だと告知すると言う方向にいくのが一番の様に思える。

 

今回の話は、どっちが悪いと決められるものではなく、双方に、正当性がある様に感じるし、それだけに問題がより難しくなってるのだろうと思う。

 

今ハッキリしてる事は、知らずであれ何であれ、何にせよ、発表した時には既に同じ様なものがあったと言う事実だ。

 

 

これは潔く引くべきだと思う。

 

 

真似をした訳でなくても、そういうルールがないとキリがない。

 

著作権も特許も誰が先かが全てな訳だし。

 

佐野氏は気の毒だが、やり直しが一番いいんじゃないだろうかと思う。

 

 

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