『Stranger In X'mas Town(シングルバージョン)』
<この曲を試聴する>(JASRAC作品コード:712-3221-4)
カバーデザイン:こまつめ組
この記事は3822文字です。(読破予想時間:約9分6秒)
■概要
皆見つかさ、ソロ・ファーストシングル。
この曲を最初に発表したのが、1988年のクリスマスでした。
その後、いくつものバージョンを経て、2014年バージョンここに誕生。
作詞・作曲・編曲:皆見つかさ
Vocal:皆見つかさ
E.Guitar:皆見つかさ
Bass:皆見つかさ
Drums:皆見つかさ
Stranger In X'mas Town | |
(『せっかくだから、少しでもいい音で音楽を楽しんで欲しい。』) <ご購入はこちらから> |
下記記事にもこの曲のリリース情報が掲載されてます。
■詳細
1)元曲を作る経緯
この曲を作ったきっかけは、1988年のクリスマスシーズンに有志が集まってクリスマスアルバムを作ろうと企画に誘われて参加した事でした。
当時、僕はバンドリーダーとしてメンバーを自分で集めて電撃憂歌作戦と言うバンドを組んでいまして、ドラムボーカルを担当していました。
そのバンドにギタリスト1名と女性コーラス1名の計二人をゲストとして呼んで、この曲の原型を演奏する事にしたのです。
その時の曲名は『Stranger In X'mas』で、Townの文字はありませんでしたし、曲の構成やコードワークも今とは随分違うものでした。
そして、覆面バンドとしてこの時に限り、バンド名も僕の名前も変えて録音しましたし、僕の名前はパソコンで変換出来ないその場限りの名前を名乗ってクレジットされてますので、もし、どこかでその時の音源が掘り返されても僕だとは、きっと分からないでしょう。
僕が昔作った曲には、大御所ミュージシャン達が作った曲を意識して作った曲が正直多かったので、今では、その様な曲は全てオモテに出す事なく捨て去りました。
しかし、この『Stranger In X'mas』と言う曲は、僕の昔の曲の中では数少ない誰を意識した訳でもない、自分の中に降りてきた完全なオリジナル曲だったので、今回、正式にリリースさせて頂いたのです。
2)この曲を最初のシングル曲に決めた経緯
僕が、バンドはやらずにソロ1本でいくと決めて、新たなスタートを切ったのが、2012年の10月頃だったと思います。
それから、2015年の春をリリース目標に、最低でも10曲以上収録されたフルアルバムを制作する為の曲作りを開始しました。
しかし、最初のリリースがフルアルバムでは、何かと売り出し戦略の上でも問題があると思った結果、最初は、シングルを先に出すのが必須だと、2014年のクリスマスが徐々に近づく頃に気付いたのです。
クリスマスという事もあって、すぐに頭に浮かんだ曲が『Stranger In X'mas』でした。
そこで、思い立ったのが、シングルを今から作るより、クリスマスも近づいてきているので『Stranger In X'mas』を元に曲を作り直して、シングルとしてリリースしてはどうだろうかと言う事です。
1988年のクリスマスアルバム・リリースでの自分の曲の評判や時期などを考えても、この曲がファーストシングルにはふさわしいと判断したのです。
原曲の雰囲気は出来るだけ崩さずに、いい所はそのまま残して、当時、もう1エッセンス欲しいと思っていた部分を加える形でタイトルも『Stranger In X'mas Town』と改め、発表したのがこの曲です。
3)ジャケットアートワークはオリジナルではありません
そんな訳で、アルバムの制作途中に急に思い立ってシングル制作に取り掛かった為、時間がなかったので、ジャケットアートワークは、僕が以前から気に入っていたイラストレーターさんである『こまつめ組』さんにお願いして描いていただきました。
僕も、デザイナーとして仕事をしていた期間が10年近くありますので、こまつめ組さんがこの仕事はきっとやりにくかっただろうなと言うのは想像がつきます。
打ち合わせらしいものはほとんどなく、指示書をメールで1枚送って、ラフレコーディングの音をイメージとして、送らせて頂いて、伝わりにくい所を電話で話しただけと言うもので、途中経過の確認など、本来、デザインの仕事では行われて当然のルーティーンはほぼ全部省略させて頂いた訳ですから。
本当にありがたい事です。
そんな中、見事に間に合わせて頂いて。
4)歌詞とメロディーについて
この曲の肝は、歌詞は「♪楽しいクリスマス」と連呼しているのに、メロディーはちっとも楽しげではなく、寧ろ、悲しいメロディーになっている所です。
街は楽しいクリスマスムードなのに、主人公にとって、空から降る雪は凶器であり、街のムードは狂気。
街は楽しいクリスマス。
でも、僕はとってもブルー。
そんなイメージを「♪楽しいクリスマス」と言う歌詞とメロディーを合わせたフレーズで表現してみました。
もっと細かく言いますと、最初に、元曲を作った時のイメージは、こめつめ組さんにイラストを描いて頂いた通りのイメージで、昔CMだったか映画だったかで見たイメージなんですね。
寒い冬に、黒人の少年がショーウィンドウの中に飾られているトランペットをウィンドウに張り付いて物欲しそうに見ている場面。
確か、その少年は後のマイルス・デイビスだったとか何とか聞いた記憶もかすかにあるのですが、定かではありませんし、実話なのかイメージ映像なのかも分かりません。
そう言った自分の中のイメージを歌詞とメロディーにしてみたのがこの曲です。
なので、この曲を聴くのに、明確な答えを求める必要はありません。
リスナーの想像をかきたてる余韻・余白の様なものを残して書いた曲ですので。
それぞれのブルーと、それぞれのクリスマスを感じながら聴いていただければと思います。
作者として、たまには、独りぼっちで聴くのに相応しいクリスマスソングがあってもいいじゃないかって感じですかね。
5)元の曲とこの曲とアルバムバージョンと
とまあ、とっさの思いつきでクリスマスが近づきつつある最中、曲をいじり直して、レコーディングに入ったもので、元の曲よりは演奏がシンプルなものになっています。
元曲のようなコーラスもなければピアノもない。
そんなシンプルな仕上がりですが、この曲は元々、どこまで淡々とした空気が続く中で次第に聴き手が盛り上がれる様に聴かせる事が出来るのかと言う事がテーマの一つであった曲なので、コーラスを重ねて終盤に向かって徐々に音が厚くなってくるアルバムバージョンに比べて、このシングルバージョンの方が元曲に近いのではないかと思って、本人である僕はこれはこれで気に入ってます。
アルバムバージョンと聴き比べたいと言う方は、下記よりアルバムバージョンがフル視聴出来ますので、是非、どうぞ!
◇Stranger in X'mas Town (album version)/皆見つかさ
(『せっかくだから、少しでもいい音で音楽を楽しんで欲しい。』)
聴いて良かったという方は、是非、動画のタイトル部分をクリックしてYouTubeへ移動して頂いてから、グッドボタンのクリックをお願い致します。(埋め込み動画内ではグッドボタンは表示されませんので)
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☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
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ミュージシャン、皆見つかさの世界が広がっています。o(゜∇゜*o)(o*゜∇゜)o~♪
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