サツマイモ | つじの蔵 旬のブログ

サツマイモ

江戸時代の人はなかなか洒落上手。

 

当時 京都で焼き芋のことを

「八里半」と名付けて売っていたそうです。

そのころはサツマイモは蒸して食べるのが一般的。

焼いたサツマイモは栗の味に似て

栗(九里)に肉薄する「八里半」の美味しさということです。

 

その後江戸でも「八里半」が売られるようになりましたが

とある小石川の焼き芋屋さんが

「十三里」と名付けて売り始めました。

 「栗(九里)より(+四里)うまい十三里」

この洒落が江戸っ子に大ウケ

大ヒット商品となりました。

今なら流行語大賞でしょうか

それから「さつまいも=十三里」となったそうです。

 

また当時美味しいサツマイモの名産地として知られていた

川越が江戸から13里のところにあるため

「十三里」と呼ばれるようになった、という説もあります。

 

女性の好むものは

「芋、蛸、南京」と言われたのも江戸時代です。

この芋はきっとサツマイモのことでしょうね。

ちなみに南京はカボチャのことですよ。

 

あれッ?

「栗よりうまい十三里」

「芋、蛸、南京」

初耳でしたか?

(゜-゜)

 

川越のサツマイモをいただきました(感謝感謝)

 

サツマイモサラダ

サツマイモと緑のパプリカ

酸味を強くした人参のラぺとよく合いました。

 

マッシュポテト

名前はわかりませんが

鮮やかオレンジ色の人参みたいなサツマイモ

とても皮が薄くて裏ごしも楽でした。

生クリームと塩を加えてマッシュポテトにしました。

 

このままでも美味しいのですが

ちょうどトマトソースも作ったところなので

 

マッシュポテトのグラタン

 

挽肉・玉ねぎを炒めてトマトソースをからめ

マッシュポテトをのせて

チーズをのせて焼きました。

 

 

大変おいしくいただきました。

(*^_^*)

 

サツマイモと言えば鹿児島

暖かいところで栽培されるのものですが

最近では当別産も生産されます。

「紅東」とか道の駅でも売ってます。

 

サツマイモは低温に弱いので

買ったら室温で新聞紙などにくるんで保存します。

酸化酵素があるので切ったらそばから水に浸けます。

甘さを引き出すコツは

丸のまま ゆっくり加熱、

蒸すか焼き芋がベストな方法らしいです。

 

(*^_^*)