飛行機に乗るのが怖いと感じた瞬間 ( とき ) 前編 
http://ameblo.jp/tsugumi-hiraga/entry-12359543717.html
からの続き

機内では色々な予期せぬ事が起こる。
目の前を歩いていたお客様が、突如頭から倒れるということも、残念ながらよく起こり得る事だった。
そのために乗務員は救急救命法を学び、定期的にレビュー訓練をしている。

機内で起こった事に関しては、やはり勤務中という緊張感もあったため、怖い云々と思ったことはほぼ無いに等しい。

では私がいつ怖さを感じたのか?

12年間の乗務生活の中で実は2回程ある。

忘れもしない、2001年9月11日、ニューヨーク全米同時多発テロ事件のあった時である。

あの日私は翌日の早朝からの勤務に備えて自宅でゆっくりとしていた。

同期からの電話があり、

” すぐにテレビつけてみて!”

と言われる。
スイッチを入れ、ブラウン管を覗き込む。

そこには見慣れたはずのワールドトレードセンターの無様な姿が映し出されていた。

飛行機がトレードセンター目掛けていく様子も、、、

驚きのあまり言葉を失った。

飛行機が大量殺人の凶器になり得るという事実を、まざまざと全世界に知らしめた瞬間であった。

私はテレビの前で凍りついた。

ハイジャック

こちらに関する訓練も乗務員はもちろん受けている。
またまとめ役は搭乗時に不審者等がいないかのチェックを搭乗御礼と共に行なっている。

飛行機事故に遭遇する確率は、路上で車両事故に遭う確率より少ないとは言われるが、起こってしまうと悲しい哉、大惨事である。

私の中の闇の部分にトラウマのように媚びりついてしまった悲しい出来事のひとつ。


実は飛行機に乗るのに一番怖さを感じたのは、2000年を跨ぐ、1999年の年末フライトであった。

当時、新世紀を迎えるにあたり、その変わり目に飛行機のメカ系もすべて狂ってしまう( リセットされる ) のでは、、という憶測が流れ出ていた。  

確かに新世紀を迎えた飛行機情報など、かつてには存在していなかった。

いわゆる未知の世界への事柄だった。

既存の経験や事実が存在しない事に立ち向かうのがこんなに怖くもあり、勇気の要る事なのだとあの時改めて体感した。

蓋を開けてみれば、、、

もちろん何事もなく過ぎた新世紀の幕開けであった。笑

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パリ シャルル•ド•ゴール空港
やはり恋しい!笑

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