私が愛してやまないワイン、それはロミオとジュリエットで有名な地、ヴェローナのヴァルポリチェッラ地区で作られている、       
 Amarone アマローネである。
ラテン語で" 沢山のセラーのある谷 "を意味するヴァルポリチェッラ。
名前からして既に虜となってしまう。

私とアマローネとの出会いは、遡ること20年前
クルー時代、イタリアが異常な程に大好きだった先輩が教えてくれた。
それからすっかりアマローネに魅了されてしまった私。
( どうやら私のイタリア好きの火付け役は彼女であったと思われる。)

正に季節の変わり目のこの時期、正式には9月の第3週から10月の第1週にかけて、葡萄が十分に熟した頃合いを見計らって収穫。
当初は葡萄の房上部だけを厳選して収穫していたとも言われている。

アマローネの特徴ともいえ" Recioto " レチョートと呼ばれる "陰干し"作業。
3ヶ月から約半年間、風通しのよい場で陰干しをすることにより、水分を約40パーセントほど減少させ、seccoといわれる状態にする。そうすることにより貴腐菌が付着し糖度が高まるのだそう。
( ちなみに糖度が高いままの、苦味の出る前のワインはレチョートワインと呼ばれる。)
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アルコール発酵
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木樽で熟成

この間にアマローネの名前にも由来する苦味 ( amaro ・アマーロ ) トロリとした質感が生まれる。
このようにして最低2年 ( riserva は4年 ) 寝かせたものがアマローネとなる。

苦味の中にもスパイシーな香り、そしてキイチゴのようなフルーツの香りも入り混じり、なんだか酸いも甘いも知り尽くした、ひとつの人生がボトルの中に凝縮されたかのようなそんな印象をうけ、すっかりその虜となること早20年😱😱

アマローネの大当たり年、1985年の貴重なお品に出会えたのは、確か青山の有名イタリアンで。
その日のことは今でも忘れずに、心に焼き付いている。

かつては、王族や貴族という限られた人たちにしかお披露目されていなかった時代もあるというアマローネ。
そんなワインを飲んでいると、私までちょっとした貴族気分を味わえた気にもなってみたり、、、

素敵な赤ワインで身体にリチャージも時には必要と、アマローネとの至福の時間を心ゆくまで堪能する。

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