さすらいのガンマン
1966年 イタリア
監督 セルジオ・コルブッチ
出演 バート・レイノルズ アルド・サンブレル
悪党ダンカンと無法者集団が、インディアンの集落を襲うという事件を引き起こす。指名手配されたダンカンは保安官を殺害し、前科者の医師と組んで大金を積んだ列車を襲撃。一方、インディアンの若者ジョーは殺された一族の恨みを晴らすため、ダンカンの手下を抹殺していく
先住民のガンマンが白人たちの無法者を倒します
列車強盗を企んだ医師は白人 ガンマン・ジョーに強盗達を倒すように依頼するのも白人
こんな映画はさすがイタリアのマカロニウエスタンです
常に白人の保安官が絶対ヒーローのジョン・ウェインの映画にはありえないです
特に印象に残っているシーンが、バート・レイノルズのジョーが保安官になろうとしました
すると、保安官は「保安官はアメリカ人しかなれない」と言います
ジョーは、『お前の親はどこの生まれだ? 自分の父親はここの生まれだ。祖父も。その親も。
ずっとここで生まれている。 どっちが本当のアメリカ人か?』
というのです
なんかアメリカ西部劇への皮肉が感じられました