登場人物紹介
2022年1月
母の入院をきっかけに
40代にして認知症の父の
介護をすることになりました
2023年現在
父は特別養護老人ホームへ
母は今も入院中
くわしく知りたい方はこちらもどうぞ
今年の6月のこと
父は特養で転んで
救急車で搬送されました
その時
父は痛がって痛がって
見ているこちらも
つらいほど
しかも父は
転んでケガをしたことを
忘れてます
転んでケガをしたんだよ
と言っても
そんなことは
どうでもいいから
この痛さをどうにかして
と痛さで聞き入れないし
（それもそうか）
聞いたそばから忘れてしまいます
なんで痛いかはわからないのですが
父なりに
痛い理由を考えた結果
「誰かが痛くしている」
になったようです
その後
痛みに慣れたのか
病院に搬送されてからは
少し落ち着きました
痛みには慣れたけど
足に違和感はあって
それを
足の疲れと判断した様子
記憶の連続性はないけれど
父なりに辻褄を合わせているのです
3ヶ月経ったので
もう痛みはありません
経過も順調です
ただ
この時の父が印象深いあまり
夫が
「足が疲れてる」
と言った時に
思わず言ってしまいました
「えっ、足折れてるの？」
もちろん折れてません
