父が特養に入居することを、母に告げました。

窓越し面会をした時に。


母は元通りの生活を望んでいるかもしれない。

実現できるかどうかは別として、元通りに父と二人で暮らすことを夢見て、リハビリに励んでいたのかもしれない。


だから、母に告げるのは気が引けました。



かと言って、黙っておいて、急に父についての話題が減ったり、Zoom面会で父の姿が見えなくなったら死んだと思われかねないので、事前に告げる必要があると思いました。



父が施設に入ったら、母は寂しいかな。

父は8年くらい前から、認知症らしき症状が出ていて、それでも母は介護保険サービスを利用せずに一人で父のお世話をしてきたんだから。



逆に、父のお世話をしなくて済むようになった解放感で、リハビリ張り切って元気になっちゃう可能性もあります。

「うるせーオヤジから解放された!」

「自由だ!」

みたいな。

わたしの母なら言いそうです。


母の気持ちがどちらかは、わかりません。

しゃべれないから。

母の表情からは、母がどう感じているのかは読み取れませんでした。



母はわたしに父の介護を押し付けてしまったことで負い目を感じているだろうから、父が特養に入ると聞いて安心してるかな?



母がどう感じようとも、もう決めたからやるしかない。


でも、本当はこういうこともお母さんと相談して決めたかったよ。