父は指がうまく動きません。
ワイシャツのボタンを留めるのも大変そうなので、父の介護を始めたばかりの今年の2月頃に長袖のTシャツを父に買ってきました。
もともとよく着ていた長袖のTシャツがあったので、似たものを買ってきたのです。
寒い時期にはそれをよく着ていたのですが。
夏が終わり、再び寒くなってきましたが、父はボタンのついたシャツばかり着ます。
長袖のTシャツは手にも取りません。
そんなにボタンのついたシャツが好きなら、ボタンのついたシャツを用意しましょう。
手が動きづらいからといって避けていたら、ますます動かなくなってしまうかも、とわたしも考えを改めました。まだ使える機能はどんどん使わないとね。
ボタンのついた服だと着替えに時間はかかりますが、急ぐ用事はないのだし、ゆっくり着替えてもらいましょう。
この前、ご紹介した「マンガでわかる!認知症の人が見ている世界2」で書いてありました。
認知症になると服の前と後ろがわかりづらくなるから、前がわかりやすい服を選びがちなんですって。
そういえば、父は肌着の丸首シャツを着ると「これ前後ろ逆じゃない?」といつも確認します。
ボタンのついた服なら、前と後ろを間違えることないもんね。
そこで、ユニクロのシャツを買いました。
気に入ってくれるかな?

