父がショートステイから帰宅しました。
送ってくれた職員さんと会話をしながら外の階段を上ってくるのがわかりました。
父はインターホンを鳴らしてから玄関のドアを開けて、「ただいまー」と朗らかに帰宅の挨拶。職員さんに家に入るように勧め、職員さんが父に家に入るように促すとやっと玄関に入り、靴を脱ぎました。
職員さんから父の荷物を受け取り、職員さんとはさよなら。
家に上がった父に用意しておいたおしぼりを渡すと、父は手を拭き顔を拭きました。
「何か変な感じ。うちは、こんなだったかな?」
と言います。
「こたつを出したせいじゃない?」
と言うと、
「そうかあ」
と納得していました。
母が入院する前に比べると、だいぶ片付いたので片付いた部屋にまだ慣れないのかもしれませんが。
温かいお茶を勧めると、
「俺はどこに行ってきたんだったかな?」
「随分遠くまで行ってきた気がするなあ」
などと言っていました。
お昼ごはんは食べたんでしょう?おいしいもの食べた?と尋ねると、
「食べたよ。食べた。もうなんにもいらない」
と言いつつ、何を食べたかは忘却の彼方。
元気に帰ってきて何よりです。