昨日、父が

「(ショートステイ先)には行きたくない」

と言い出しました。

今日もお昼ごはんの後、昼寝をしたり起きたりした後にショートステイ先のパンフレットを見て、

「何でこれがここにあるんだ。俺はまたここに行くのか」

と言いました。

 

さっきまでは「ここに行くのか」「そうだよ」で済んでいたのに、

「俺はもうここには行かない」

と言い出しました。

 

昨日は苛立ったわたしでしたが、今日からグッとこらえて聞いてみました。

「何でいやなの?どうして行きたくないの?」

 

すると父は、

「何もここが悪いところというわけじゃないんだよ。いいところだよ。前に行ってみんなと楽しい時間を過ごしたよ」

などと、褒め言葉を列挙します。

 

じゃあ、いいじゃん。

 

「でも、一度行ったから、二度も三度も行くところじゃない。褒めながら断るよ」

 

ショートステイ先に不満があるわけじゃないようなので安心しました。

 

「お父さん、夕刊来てるんじゃない?夕刊取りに行ったら?」

と父に言うと、父は集合ポストまで下りて行き、戻ってきた時にはさっきまでの話は忘れていました。

 

午後になると、ショートステイイヤイヤ期が来るのでしょうか。

もしくは、父は会話がしたいだけだったのかも。