明けましておめでとうございます
2022年も皆様のご健康をサポートさせていただけるよう、スタッフ一同努力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします
明日1月7日の朝に『七草粥』を食べる習慣がありますが、皆様は七草粥の由来をご存じでしょうか
七草粥は古来中国から伝わった風習で、五節句の一つ『人日の節句』である1月7日に七草粥を食べることで邪気を払い、1年の無病息災を祝うためとされています。
また年末年始の暴飲暴食による胃腸の疲れを癒す役割もあるとされています
中国でお粥は『胃腸を養いきれいにする』と考えられていて、朝に食べることを勧めています
胃腸の働きは妊活においても非常に重要で、食べ物から気血を作り老廃物を代謝することで、生殖に関わる臓腑を栄養しています。
今回は七草粥の七草それぞれの薬膳も見てみましょう
『七草粥』の七草
セリ：清々しい香りと苦みで気血の巡りを良くします。
鉄やビタミンCを含むため貧血や老化防止にも◎
ナズナ：いわゆるペンペン草。
春に乱れがちな肝の機能を助けのぼせや
イライラを緩和します。
カルシウムやビタミンなど妊活に必要な栄養素が豊富。
ゴギョウ：咳や痰を軽減します。風邪予防に◎
ハコベラ：浮腫みの解消に。
「繁栄がはびこる」と縁起物とされています。
ホトケノザ：胃腸の働きを整えます。
「仏の座」の名前の通り縁起物とされています。
スズナ：カブ。五臓を補って体を温めます。
消化不良や便秘にも◎
頭にのぼった気を下げるため精神的な安定も期待できます。
スズシロ：大根。気の巡りを良くして胃腸の調子を高めます。
胃もたれや、消化不良、お腹の張りに効果的。
胃腸の機能を整えることは、体質改善の大前提となります。
食べものから十分な気血を作り出し、新陳代謝を高めることで授かりやすい体作りをしていきましょう
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