こんにちは。登録販売者の佐々木です
今日は名前に「参」のつく生薬のおはなしをします。
まず生薬には「参」のつくものがたくさんあります
党参(とうじん)、玄参(げんじん)、苦参(くじん)、丹参(たんじん)などです。その中で四代人参と呼ばれているものは、すべてウコギ科の植物で以下のものになります。
①朝鮮人参(ちょうせんにんじん)
日本名オタネニンジン。
朝鮮半島の野生種が最上質だが、中国の東北地方でも採れます。
②西洋人参(せいようにんじん)
北アメリカが原産地。別名「花旗参」(かきじん)。
アメリカ東部、カナダの肥沃な森林に自生しています。
③田七人参(でんしちにんじん)
海抜1,200~1,800mの中国国内の限られた地域でしか採れない特産品。
④シベリア人参
日本名エゾウコギ。
ロシア、シベリア地域に自生するものが最上質。
中国、日本の北海道、朝鮮半島にも生育。
人参は足りない「元気」を補う、滋養強壮的な役割で、中医学では虚証(体を構成する基本物質が足りていない方)に使われます。中医学で「気」とは、生命活動の原動力と考えられています。臓腑の働きを活発にしたり、血液の循環、経絡の流れをスムーズにしたり、体や内臓を温める働きがあるとされます。
不妊でお悩みの方の中には、元気な卵子を育てるのに十分な血が足りていなかったり、大病や術後で元気がくなっていたり、冷え症で代謝が悪いなど、お客様の状態に合わせて、これらの人参を使い分けています。
逆に実証(体を構成する基本物質が停滞している方)には、停滞を緩和させることが必要になりますが、そうしたお悩みに一役買ってくれる「参」のつく生薬も勿論ございます
妊活だけでなく、ご自分の体としっかり向き合いたい方、経験豊富な中医学アドバイザーの先生がしっかりとお悩みに耳を傾けて下さいます。
是非一度ご相談下さい。
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