津田沼中央総合病院 看護部 ブログ 蟻の歩み

津田沼中央総合病院 看護部 ブログ 蟻の歩み

津田沼中央総合病院は千葉県習志野市にある314床の急性期の総合病院です。
東京駅から電車で28分の津田沼駅から徒歩8分のところにあります。都内からも通勤できます。
病院全体のイベントや看護部の日常をなんとなくお伝えいたします。

なぜ、「ぜろ(ゼロ)」だけ英語なのか。昔は「さん」「にー」「いち」「れい」だったのか、覚えておりません。「れい」が言いにくいから、「ゼロ」になったんだと思いますが、いまさら違和感もありません。それとも、昔はカウントダウンという慣習自体がなかったのか?

今日と明日の2日間、病院が5年に一度の審査をうけております。病院自体は通常通りの運営ですが、審査に対応する職員は非常に緊張しております。明日もありますので、みなさん頑張りましょう!

 

 

その審査の中でも確認されるかもしれませんが…。病院には略語集というものがあります。これは、一般的に医療でよく使用する言葉の中から、当院で使用してもよいものを検討して規定しています。ですから、なんでもかんでも記録物にカタカナや外国語を使用してよいというわけではありません。

 

最近はめっきり見なくなりましたが、カルテに「エント」と記載していることがよくありました。ドイツ語でエントラッセン Entlassen 日本語に訳すと「退院」です。「その患者さんは今日エントですよ。」「エント処方」などと使っていました。

自分が意味を分かっていて使用する、相手も意味が分かっていて使用する、ならば伝わります。しかし、先輩が使用していたなどという理由で風習的に使っているのなら、やめることをお勧めします。正確に伝わらなければ言葉など意味がありませんから。誤解を招くだけです。

 

「入院」は日本語で記載して、「退院」はドイツ語で記載というの状況はよく分かりません。カタカナで「エント」は3文字。日本語で「退院」は2文字。画数は多いですが、文字数も少ない。「エント」と「退院」であれば、「退院」の方がよっぽど伝わりやすくて良いと思います。