はい!岐阜市の縮毛矯正特化美容院lettaの土谷です!

今回はシャンプーの仕方について書いていきます。




毎日のヘアケアの1つにシャンプーをするということがあります。


シャンプーは頭皮や髪の汚れを落とすということが目的となります。

よくどんなシャンプーがいいの?って聞かれるのですが、シャンプーは頭皮や髪の相性、後に使うであろうトリートメントとの相性などがあるので、これがいいあれがいいとは一概にはオススメできません。


じゃあ何でシャンプーの仕方なの?って話になりますが........。



実はシャンプーの時って思ってるより髪にダメージを与えているのです。


どんなダメージ?っていうと摩擦からくるキューティクルの剥離です。


キューティクルが剥がれるといろんなデメリットがおこります。

たんぱく質の流出によって毛髪の空洞化が起こる、枝毛などが出来やすくなり毛羽立つ、切れ毛などなど。

いろんな負の要素が誕生して参ります。



毛髪に水分を与えると水膨潤という現象が起こります。
この時、毛髪はキューティクルが少し浮き、毛髪内部が水分で少し膨張していて、乾いてる時に比べると強度が落ちます。

この時に毛先をごしごしとこするようにシャンプーするとキューティクルが剥がれ落ち毛髪内部のたんぱく質が流出し、毛髪の空洞化に繋がっていきます。

だいたい5回目くらいのシャンプーから空洞化しはじめるといわれていますね。



じゃあシャンプーできないよってな感じですが、シャンプーの仕方に工夫が
必要です。

シャンプーは地肌付近の皮質や油などがたっぷりあるところは摩擦に強く毛髪どうしが直接擦れあうことはあまりありません。
しっかりと泡立てて洗いましょう。



問題は毛先です。


とはいっても簡単です。


頭皮付近でたっぷりと立てた泡を毛先につけて、手グシでとかしながら洗うだけでOKです。

泡をつけることで髪どうしの直接摩擦がおこりにくく、摩擦によるキューティクルの剥離はしにくくなります。



汚れは落ちるの?

毛髪の汚れ何てものは実は頭皮付近の油汚れくらいです。毛先はそんな汚れないので泡つけてなでるくらいで汚れなんて十分落ちます。
むしろ湯洗(予洗い)で7、8割くらいの汚れは落ちます。


こする事=キューティクルを傷めてる


って事なんですね。



毛先をごしごしと拭くこともおすすめ出来ません。

トリートメントつけるときもごしごしはおすすめ出来ません。

毛先をごしごしとこするようにすることはただキューティクルを剥がしていることになるんです。


髪を洗う時は頭皮はしっかりと泡立てて、毛先にその泡をつけて手ぐしでやさしくとかしながらしてみてください。

拭く時はタオルにはさんでパンパンただいて、髪をとかす時は手グシか目の粗いクシでやさしくとかして下さい。

寝るときは髪をしっかりと乾かしてから寝ましょう(枕などとの摩擦が起こるため)。


これやり続けるだけで2ヶ月3ヶ月後全然変わってきます。



とまあ簡単ですけどシャンプーの仕方でした。


毛髪が濡れている時は思っている以上にデリケートな状態なんですね。



界面活性剤?洗浄力が強い?アミノ酸?


そんなん後回しです。



毛髪はキューティクルによって守られていて、キューティクルが剥がれる事で内部のたんぱく質が流出しやすくなるってことをお忘れなく。


キューティクルさえ剥がれ落ちなければ内部のたんぱく質の流出はおさえられ、毛髪の空洞化は軽減できるので、まずは外傷をなくしていきましょう。


こだわるのは二の次です。まずは洗い方を気をつけましょう。