次のためのお別れ~タローちゃんの話~ | 鳥の保護活動/TSUBASAみらくる日記
2013年07月27日(土) 04時36分01秒

次のためのお別れ~タローちゃんの話~

テーマ:鳥さんの引き取り

こんにちは、涌井です。


明日の里親会MTB で初参加の鳥さんのお引き取りの経緯をお話しします。

タローはキエリボウシインコという鳥で、希少種になります。

最近の鳥のお引き受けは、圧倒的にこの種類が多いのですが

引取りには、環境省との手続きが必要になりこれに非常に時間がかかります。


タローは、現在42歳。

飼育していたのは、ご老齢の男性の方でした。

認知症の状態に近くなり、可愛がっていたタローへのお世話が少々

怪しくなってきたということで、飼い主様の娘さんご夫妻から依頼がありました。


施設に連れて来たのも、飼い主様の娘さん夫妻でした。

TSUBASAは、鳥を手放す方にはまず、最初に施設の見学をお勧めしています。

それは、TSUBASAはあくまで手放す場合の選択肢の一つだと思っているので、

施設の裏側まで見ていただき、TSUBASAで本当にいいのかを判断していただくためです。


残念ながら、ここ1年ほどの高齢鳥の引取りでは緊急の場合が多いので、

健康診断も施設見学もできないケースが増えています。

(※その場合、健康診断費をいただいての引取りになります)

しかし、タローの場合はかなり早い段階で、娘さんご夫妻が下見に来てくれていました。

それは、一重にタローの未来に一番の安全を、、、と模索しての事だと思います。

タローの飼い主様は珍しいケースで、鳥との別れを考えたくなかったり、急な体調悪化が多いので

早い段階での下見をされる方は多くはありません。


飼育が難しい飼い主様に代わって、一時的には娘さんご夫妻がタローと一緒に暮らしてもいました。

お引渡しの時に、正直思ったことは飼い主様(高齢)は飼育困難でもこのご夫婦が、

タローを飼い続けられたらいいのにということでした。

それほど、深い愛情を娘さんご夫妻からは感じました。

40年以上前から知っている奥様だけでなく、(ご結婚されてから知ったであろう)旦那様の方も

タローを大事にしていました。

娘さんご夫妻が飼えない理由は、年齢ではなく鳴き声の大きさでした。


名残惜しかったろうなと思います。

たくさんのタローの事が書かれたメモ書きと、希少種の書類一式に交じって一緒に

同封してあったものがあります。


感謝状でした。タローへの深い感謝の気持ちと、次の方もよろしくお願いしますという

思いの表れだったと思います。


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お別れの時のバイバイ、は鳥には大抵よく分かりません。

施設に着くと、「どこ・・・ここ??」くらいに思っています。


早めのアクション(下見や問い合わせ)を起こすのは、鳥を手放したくなどないと思うので

なかなか腰の重い事だと思います。

ですが、もしいつかのために悩んでいる方がいらっしゃいましたら下見は

ご連絡いただければいつでもできますので、お気軽にご連絡ください。

緊急でバタバタするよりも、安心できると思います。


今回のタローの飼い主様には、寄付制度のメッセージもご協力頂いています。

連日、スポンサーの内容ばかりで申し訳ないのですが、こんな形の活動もあるという

事でURLを貼らせていただきます。

http://justgiving.jp/c/8967


今回、ずっと飼っていた飼い主様とはスタッフはお話をしていません。

ずっとやり取りは娘さんご夫妻でした。

ですが、言葉のレパートリーの多さ・じーっと肩に乗れる様子から

きっと高齢になられる前は飼い主様も大事にしていたのだろうなと思っています。


「お~て~て~つ~ないで~♪」と童謡くつが鳴るをノリノリで歌う姿は

本当におちゃめで可愛いです。


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