次のためのお別れ ~勘九郎ちゃんの話~ | 鳥の保護活動/TSUBASAみらくる日記
2013年03月30日(土) 21時45分47秒

次のためのお別れ ~勘九郎ちゃんの話~

テーマ:鳥さんの引き取り

こんにちは、涌井です。


里子制度を使い、施設で引き取りました鳥さんの報告です。

今月引き取りました鳥さんで、名前は勘九郎ちゃんです。

女の子で、飼い主様曰く約37歳とのこと。

高齢の鳥さんは、多くの場合が正しい年齢が分かりません。

勘九郎ちゃんのケースも、「結婚した時に嫁の実家にすでにいた」という

旦那様の発言から、だいたい37歳としています。


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お母様がご実家でとても可愛がっていた鳥さんですが、施設に入られるため

やむなく、手放すことになりました。

どうやら、お母様がご不在にすることも多かったらしく(80才前後のお母様お1人暮らし)

ご飯は不定期だったようです。体は、かなり痩せています。


そして羽ツヤも決して良いとは言えません。。


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高齢のボウシインコは引き取ったばかりの時は、食欲不振になる事が多く

勘九郎ちゃんも初日は、痩せた見た目からとても心配しました。


ですが、幸なことに食欲は大きく下がらず太ってはくれないものの、安定しています。

体重が下がらず落ち着いている理由は、以下の事が考えられます。

(※鳥さんの性格に由来する部分も大きいです)


①好物が食べ放題ではなかった

勘九郎ちゃんの好物は、「赤ちゃん用おせんべい」です。

飼われていた時から、いつももらっていたわけではなくたまにもらえる、オヤツだったようです。

そのため、TSUBASAに来てからもおせんべいだけは目の色を変えて大喜びです。

体にいいものではありませんが、絶食するより良いので、食べるきっかけとして

活用しています。


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②放鳥をしていた

この年齢の鳥さんは、意外と放鳥をしていない子も多いです。

ずっと何十年も、決まったケージの中だけで過ごしていた鳥さんは当然

環境変化へのショックも大きいのではないでしょうか。

その点、勘九郎ちゃんは廊下(ケージがある)から居間(飼い主様の生活空間)まで、

自分の意志で自由に行き来できたようです。

行動範囲が広いだけで、少しは環境の変化に対するショックも和らぐのではないでしょうか。


③飼い主様が不在にしがちだった

飼い主様がデイホームや宿泊で不在にし、勘九郎ちゃんは一人でお留守番の事も

多かったようです。そのため、飼い主様には懐いていましたが人が

いないと食べれないほどの依存ではありませんでした。

鳥を置いて留守にすることは、怖い事でもありますが飼い主様がいないと

ご飯が食べられない子になってしまうと、万が一の留守の時が怖いですね。



勘九郎は飼い主様にとても可愛がられていたせいか、強く噛んだりしません。

きっと不安だとは思うのですが、とてもいい子です。

そして、毎日確実にご飯がもらえるTSUBASAに来てから初日と比べると

見違えるほど瞳に輝きが出るようになりました。

まだ、検疫は終わりませんが羽ツヤも今後どんどん綺麗になっていくことと思います。

皆様も、施設で勘九郎を見かけたら優しく声をかけてあげてください。


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