『ＮＯＴＴＶ、終わります。』

「ＮＯＴＴＶ」来年６月放送終了へ

ＮＴＴドコモは、子会社が提供するスマートフォン向けの放送サービスについて、当初想定していた会員数を確保できなかったとして、来年６月末で終了すると発表しました。

この放送サービスは、ＮＴＴドコモの子会社が運営する「ＮＯＴＴＶ」です。

「ＮＯＴＴＶ」は平成２４年４月から放送を始めましたが、先月末時点の会員数は１４７万人で、当初目標としていた６００万人の４分の１にとどまっています。

背景には、スマートフォン向けの映像配信ビジネスには国内外の多くの企業が参入し、競争が激しくなっている事情があり、ＮＴＴドコモでは来年６月３０日で放送を終了するとしています。もともとこの放送サービスは、テレビ放送の完全デジタル化によって空きが生じる周波数帯を活用することで、携帯端末向けに番組や動画コンテンツを提供しようとしたものですが、放送開始から４年で撤退することになりました。

ＮＴＴドコモは、これとは別に映画やドラマを定額で配信するサービスも行っており、ＮＯＴＴＶの会員はこちらのサービスに移ってもらうよう働きかけるとしています。

NHKウェブ11月27日 22時23分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151127/k10010322081000.html

開局は、2012年4月1日。

前年のシーテックジャパン2011で、ロック歌手のアメミヤが「ノッティービー、はじまります。」を歌ったが、そこがピークだったのか～。アメミヤも生き残ってないしな～、哀。

https://www.youtube.com/watch?v=OTkrz51cJno

NOTTVは、テレビ業界では思い出深いプラットフォームでした。

東京ではテレビ東京が使っていたアナログ放送帯域を使用してはじまるということだったので、311の地震の影響で2011.7.24のアナログ放送終了は危ないと言われる中、いろいろその後のスケジュールも詰まっているという「詰まっているスケジュールのひとつ」がNOTTVであった。

携帯端末向けマルチメディア放送(V-High)の概要

地上アナログテレビジョン放送終了後のVHFの高域の周波数帯を利用した、携帯端末向けの地上マルチメディア放送です。

放送の概要

・主に携帯端末を受信対象とするマルチメディア放送(以下、MMH)及び標準テレビジョン放送(以下、DTV)。
・リアルタイム型放送、蓄積型放送、データ伝送に対応。
・サービス開始時期　平成24年4月1日(標準テレビジョン放送については平成27年4月1日より)
・基幹放送事業者　株式会社mmbi　等
・サービス名　NOTTV
・利用周波数帯　207.5MHz以上222MHz以下の周波数（V-High、アナログテレビVHF10chから12chまでに相当）
・方式　ISDB－Tmm
・有料サービス
・放送対象地域　全国

・受信機　専用の受信機が必要です。

関東管内の地上基幹放送局整備状況

↑総務省ホームページより

http://www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/bc/multi/gaiyo/

池田信夫さんのブログ記事で、「NOTTVの謎」というのを見つけたが、先日再掲されていたので、そちらにもリンクを貼らせていただきます。

http://agora-web.jp/archives/1543812.html

電波マニアとすれば、NOTTVの使用していた周波数は、2016年6月30日以降で返還するらしいが、新たな利用者を見つけないと「周波数帯域使用料」が徴収できないので総務省も大変。新たな売り先として、ドローン業界とかに話を持って行ってたりして。

すまほで楽しめる　あたらしい放送

肌のキメまで見られる　驚きの高画質

メイクでごまかしてるアメミヤ　びくびくしてるけど

NOTTVはじまります～

全国一斉に生放送もできます