AMラジオのFM補完局がスカイツリーから送信されるメリットとは？！：スカイツリーファンクラブ記事

AMラジオのFM補完局がスカイツリーから送信されるメリットとは？！

試験点灯：2015.10.28深夜撮影。

時事ネタですので、同じく時事ネタの「SWT：スターウォーズツリー」を掲載しつつ、業界ネタです。笑。

FM補完局とは．．．？

非常にわかりやすい説明がTBSラジオのホームページにありました。↓

http://www.tbs.co.jp/radio/jokr_fm/

簡単にいうと、AM電波では聴けなかった地域のためにFM電波でも放送しちゃうということで、スカイツリーからは7KWで発射されます。

ただし、周波数がTBSラジオは90.5MHz、文化放送は91.6MHz、ニッポン放送は93.0MHzと2011年までいわゆるアナログテレビのNHKが使用していた周波数となるので、90MHz以上の帯域に対応したラジオが必要です。

で、テレビの業界的には「結構、ナイス」といわれている理由は？！

現在、皆様方のご家庭に付いているテレビの増幅器は、FM-UHF増幅タイプが多いので、部屋内のテレビ端子にラジオをつなぐと、屋根上やマンション屋上で受信したスカイツリーからの良い電波を受信することが可能（設備によってはNGの場合もあるので、聴けない場合は東京アンテナ工事株式会社（←弊社、（笑））に相談してみましょう。）となり、今までのFM放送に加えて、TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送も受信できるようになります。

アナログテレビ放送だった時代には、アナログテレビの音声がFMだったのでテレビの音だけをラジオで聴く事ができて、結構便利でした。現在のデジタルテレビ放送は音声もデジタル変調が掛かっているのでFMラジオでは聴けません。

古いアナログ用のVHFアンテナを残しておけばよかったのか？？

電波に詳しい方だったら、VHFアンテナでFM放送も受信できたことをご存知ですよね。これはFMの周波数とVHFローチャンネルの周波数が隣接していたからです。（電波工学的にはFMもVHFとなると記憶しています。嘘かも。笑）

したがって、地デジ化で「大きいアンテナは、もういらない～」と外してしまったアンテナをFM補完局のためにもう1度立てるというケースも今後あるかも知れませんね。

以下、東京スカイツリーファンクラブの会社、東京アンテナ工事（株）の宣伝です。よろしかったらご覧ください。