【メモ】USBをD-Sub9(RS232C)に変換してIC-PCR1000をウィンドウズ7で使う | 東京スカイツリーファンクラブブログ

【メモ】USBをD-Sub9(RS232C)に変換してIC-PCR1000をウィンドウズ7で使う

【メモ】USBをD-Sub9ピンに変換してIC-PCR1000をWindows7で使ってみる件


Windowsが進化するにつれて、無くなってしまったRS-232Cですが、需要が無かったので全く困らずに幸せに暮らしてきました。


ところが、先日、「あるモノ」が発掘されたのをきっかけに、Windows7にRS232C端子が必要になり、勉強になりましたので、【メモ】として残しておくこととします。


↑「あるモノ」とは、アイコムのIC-PCR1000。アイコムのホームページに当時の製品情報が掲載されていますが、一言でいうと広帯域受信器(ワイドレシーバー)です。

10年以上前に「盗聴器を発見して欲しい」というお客様からの要望のために購入。1回だけ使ったが、その後はほとんど使われず「お蔵入り」して今回の発掘を待っていた。ちなみに弊社にはスペアナも電波測定車もあるので、いわゆる電波の発見や発信源なんかもわかりますが、「見つけてしまった場合の適切な処理方法が不明」なので、盗聴器の発見のビジネスはやっていませんが、テレビの増幅器の発振源の調査などはビジネスとして普通にやっています。

IC-PCR1000(アイコムホームページより)

http://www.icom.co.jp/products/amateur/products/receiver/ic-pcr1000/


こんな感じでワンセット丸ごと、発掘されました。左も純正品のロッドアンテナ。


上は、捜索用に購入した手持ち用の八木アンテナ。


ロッドアンテナは伸ばすと、左のAH-151VRぐらい伸びます。


八木アンテナは、半波長アンテナなので周波数によって素子の長さを変える必要があります。

例えば、100MHzならば、300メートル÷100MHzなので波長3メートルに対しての半波長1.5メートルの素子長が必要です。



このアンテナは、素子長を15cm~40cmぐらいまで伸縮自在ですので、1GHz~375MHzぐらいの周波数帯域に対応していることになります。



今回は会社にある50オームのアンテナの内、最も簡単な無指向性アンテナAH-151VRをチョイス。電波を送信しないので、電波法はクリアしています。

IC-PCR1000は、広帯域受信機ではありますが、コレ単体では動きません。パソコンと接続して動かすタイプの無線機なのです。長年、「お蔵入り」となっていたのにも、そこに理由があります。当時はWindowsXPに対応していなかったんじゃなかったかな~なんてことを思い出します。

しかし、その後、WindowsXPには正式対応していたみたいで、アイコム社のホームページでWindowsXP版のソフトウェアがダウンロードできます。

今回、私もそのソフトウェアで挑戦しますが、パソコンがWindows7なのでちょっとドキドキです。

バッファローのBSUSRC0610BSを使用します。


秋葉原でついでに買ってきたBNC⇔SMA変換コネクタ。コネクタ屋さんで250円でした。

今回、ソフトウェアは一緒に発掘されなかったので、アイコムのホームページからXP版をダウンロードしてみました。再度申し上げますが、今回はWindows7のノートパソコンです。

IC-PCR1K2_21.exe


ファイルの中身はこんな感じです。

Setup.exe


デスクトップ上にIC-PCR1000のアイコン登場!

ワクワク


IC-PCR1000の電源を入れて、アイコンをダブルクリック!

左から、アンテナ(AH-151VR+BNC⇔SMAコネクタ)、電源、イヤホン、BSUSRC0610BS。BSUSRC0610BSは、通信中にパカパカと赤く光ります。笑。


立ち上がる~。

実は、1回目はココで失敗しました。どうもバッファローのBSUSRC0610BSのドライバーを上手に読み込めなかったようで、固まりました。むむむっ。


しかし、慌てない。何故なら、Windows7にWindowsXPのソフトウェアをインストールしているから、笑。

①まず、コントロールパネル→ハードウェアとサウンド→デバイスマネージャーで、ポート(COMとLPT)を確認。うまくいっていると上記のようにUSB Serial Port(COM3)となるが、失敗していると「黄色い×」が付きます。


プロパティの全般で「このデバイスは正常に動作しています。」以外の場合、2つ方法があります。

②-1、デバイスマネージャーから「黄色い×」を削除して、もう1回、ゼロからスタートする方法。

②-2、ドライバーの更新を試してみる方法の2つですが、

今回はドライバーの更新から、「ドライバーの場所」でCDドライブを選択して、バッファローのBSUSRC0610BSに付属していたCDを突っ込んだら、うまくいきました。


=ポートの設定=

ポートは特に指定しなかったですが、COM3になってました。




=COM3の詳細設定=

ここでポートも変更できそうですが、うまく動いているので困るまではそっとしておく。笑。


=ドライバー=

動作している場合の一例として貼っておきます。


=ドライバーの詳細=

動作している場合の一例として貼っておきます。


=詳細=
動作している場合の一例として貼っておきます。


動きましたね~、10年以上の時を経て、復活~。


カメラ用の脚立にAH-151VRをビニールテープで巻いて、とりあえず仮設。


さすが、AH-151VR。屋内なのにメーターのレッドゾーンを吹っ切る感度です。


おそらくWindows7だからこその留意点として、数回、IC-PCR1000を立ち上げ直すとその内に立ち上がらなくなります。(IC-PCR1000のソフトだけが無反応になるようです。)

タスクマネージャーで確認しても、特にフリーズしているワケでも無いようなので、PCを再起動するとまた動作するようになります。

今のところ、そのぐらいの不具合しか発見していません。


パソコンと連動して動作する測定器が多いので、将来的にUSBポートにRS232C対応の機器を接続する時に役に立つ気がします。


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フェラーリみたいなアンテナ、ラジオライフの表紙を飾る!

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今回はラジオライフ的なニオイのする記事となり、私も嬉しい限りです。弊社がスペインから輸入しているUHFアンテナ、「東京アンテナ三号(TA-3)」は、なんとラジオライフの表紙を飾ったことがありますので、自慢として掲載しておきます。うふふ。


以上、【メモ】USBをD-Sub9ピンに変換してIC-PCR1000をWindows7で使ってみる件を終了いたします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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