【スカイツリー移転】都市伝説？夜中に地デジの映りが悪くなるのは東京スカイツリーのせい？！

情報が少ないために迷惑が掛かっている町の電気屋さんのために。

Eテレの17日放送終了後からの発射は中止となりました。（12/15日更新）

選挙のため、中止となっていた試験放送ですが、17日以降も中止となりました。※

※したがって、年内はタイトルの「都市伝説？夜中に地デジの映りが悪くなるのは東京スカイツリーのせい？！」の発生は無いと予想されます。

この試験放送の影響により、

・ブースターを設置している場合、東京スカイツリーからの電波が強すぎると歪みが発生し、一部または全てのチャンネルで受信不良が発生する場合があります。

・東京タワーからの電波と、東京スカイツリーからの電波の強さの差が大きすぎると、受信不良が発生する場合があります。

ということで、

弊社にも選挙戦突入決定で試験放送が中止になる前に、「夜中になるとテレビが映らなくなる」という苦情が入って来ておりました。

弊社のケースでは、東京スカイツリーからの試験電波（UHF26ch）が強すぎるため、増幅器が入力オーバー状態となり、東京タワーからの電波も受信不可となっていました。

上記のニュースソースである東京スカイツリー移行センターのページ以外では、ほとんど日程の発表や苦情内容などが公表されていないため、特に町の電気屋さんに近所の依頼主から「お宅で立ててもらったテレビのアンテナの調子が最近悪い。」などの苦情があり、工事をした責任があるので調査してみたら、「東京スカイツリーによる電波障害だった。」ということが多いようであります。

東京スカイツリーによる電波障害の対策工事は、東京スカイツリー移行センターに依頼すると無料（放送事業者の負担）で直してくれるので、お客様は当然無料なのだが、濡れ衣のアンテナ工事屋さんは当然調査費用を誰にも請求できずに困っている。

東京スカイツリー移行センターのページ

http://t-sapo.com/shiken/

TA-3を日本初で設置したマンションの写真です。

2011年2月に東京アンテナ3号の日本初設置となった分譲マンション（東京都江戸川区、6階建）を訪問したので、屋上のアンテナをパチリ。施工後1年10ヶ月が経過していますが、全く異常無しです。2011年9月には東京都江戸川区臨海町で風速41メートルを記録した台風15号も経験しています。スペイン製アンテナの日本での実績が全く無い時に私どもの説明に耳を傾けていただきましたマンション管理組合様ならびに管理会社様に厚く御礼申し上げます。今後とも宜しくお願い申し上げます。

東京タワーと東京スカイツリーが並んで見えるような地域ではレベル上昇する？？

東京スカイツリー近傍の東京23区内でも、東京タワーからの送信所移転後にとりわけ電波のレベルの上昇が予想される葛飾区・江戸川区・足立区のスカイツリー北東地域。こちらのマンションも例外でなく、かなりのレベル上昇が見込まれています。ほぼ東京タワーと東京スカイツリーの方向が一致しているため、アンテナによる切り分け調整(東京タワー用のUHFアンテナとは別に東京スカイツリー用のアンテナを新たに設置して別々にレベル調整する方法）は難しいため、移転による受信不良が発生した場合は、スカイツリー

からの電波を弱くするためアッテネーター（減衰器）をアンテナ直下に追加することになりそうだが、その措置により、東京タワーからの電波も減衰してしまうので、放送大学や完全移転までの間の在京6社の電波が不安定になる可能性がある。

スカイツリーとタワーが並んで見える例2010.5、塔高379メートル。

写真は、東京都葛飾区の荒川を渡る橋、木根川橋からの東京タワーと東京スカイツリー。このようにスカイツリーとタワーが並んで見える、もしくは一直線に重なるなどの地域にお住まいの場合、スカイツリーに送信所が切り替わると電波が強くなる可能性が高いです。

サイマルの可能性を探るべきでは

地デジの完全移行時のように、アナログ放送とデジタル放送が別の周波数帯域を使ってサイマル放送しているのであれば、新しい方を追加するだけでよいが、今回のように同じ周波数を使用しての切り替えを実施する場合には、サイマル放送ができないので「一夜切り替え」以外に方法が無い。このような混乱を避けるためには、そもそも論的には、中部地区のように2003年の地デジ開始に合わせて地デジ専用送信所（瀬戸タワー）を設置するか、または、現在使用している東京タワーの在京6社7波のUHF21～27chの周波数と東京スカイツリーの周波数を変更するぐらいしか、地デジ移行の時のようにすんなりと移行できる方法は無さそうである。

当初予定していた2013年1月を延期した勇気があれば、対策費用の使い方も他にあるのかも知れない。

工事会社が弊社の場合

弊社（東京アンテナ工事(株)）で地デジアンテナ工事を施工していただいた集合住宅につきましては、弊社でも電波障害の有無を把握させていただきたいと考えておりますので、「試験放送中」に映像不良などが発生している場合にはご一報いただけますようお願い申し上げます。

下記フォームメールをご利用ください。（弊社施工物件に限ります。）

http://www.diginet.ne.jp/FormMail/tamail/FormMail.html

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左から東京タワー、三日月、東京スカイツリー。東京都葛飾区より。

このように葛飾区方面から東京スカイツリー方面の写真を撮影すると同アングル内に東京タワーを撮影することができます。ほぼ同じ方向から飛んでくる同一周波数の電波を切り分けることは技術的にたいへん難しいことなのです。

ユーチューブ動画：2012.12.1の午後を60秒で。東京スカイツリーファンクラブ

https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=7y6EMlXVrIA

以下、弊社の宣伝記事となります。よろしかったらご覧ください。

スカイツリーファンクラブ謹製

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アポロニウス11号は、「東京スカイツリーと東京タワーが同じ高さに見える場所を探す」ためのスマホ専用のアプリですが、スカイツリーと現在地との距離も自動計算して常に表示する機能（自動更新）を装備していますので、スカイツリー関連の散策には是非一緒に連れて行っていただきたいと思っています。

より直感的に使いやすく！アポロニウス11号ver.1.2