直列ユニットの発明者、愛知電子（現、シンクレイヤ）の山口会長の葬儀
テレビ共聴業界の父、シンクレイヤ株式会社（旧社名：愛知電子株式会社）の山口正起会長が88歳で逝去され、2011年3月24日、名古屋で社葬があった。
故山口正起氏は、今では集合住宅なら1部屋に1個必ずある「テレビ端子（直列ユニット）」を発明された方であり、テレビ工事業界の偉大な父のひとりであります。
私事ではありますが、今から20数年前、家業を継ぐことを決意したばかりの「ド素人」の私を「明日から来い！」と優しい笑顔で迎えてくれた私の大恩人であります。
私には業界に3人のオヤジがおりまして、山口のオヤジ（シンクレイヤ会長）、佐郷のオヤジ（テレケーブル新聞社長）、実のオヤジ（東京アンテナ工事会長）なワケですが、この度、山口のオヤジが亡くなり、胸がこれだけ苦しくなり、やもすれば私が逝っちゃうぐらいの悲しみを経験しました。残りのオヤジさん方、できますれば、私が人生を全うするぐらいまで長生きしていただけますと助かります。是非、長生きしてください。
山口会長、
「寒い朝ほど、背筋がピンとして、ヨシ！という気持ちになる。」など、貴社の社員をさせていただいていた時の訓話、ずっと忘れません。
たくさんのご指導、誠にありがとうございました。
新聞連載「私の歩いてきた道 愛知電子(株)時代のこと」
http://www.synclayer.co.jp/jpn/irinfo/index6.html
シンクレイヤ株式会社