電波障害調査:東京アンテナ工事株式会社
東京スカイツリーの人気ページということでアメブロ広報担当者様からこのページをご推薦いただいております
http://ameblo.jp/cair/entry-10385229730.html
が、本日は電波障害についてのご紹介です。東京スカイツリーは地デジの送信所になりますので、かなり関連のある事項ではあります。笑。
電波障害とは?と解説しはじめると、さすがに1日分では終わりませんので、今回は「テレビ電波障害の調査」についてご説明させていただきたいと思います。
電波測定車です。ワンボックスカーの屋根の上からアンテナポールが伸びます。
2階建ての屋根の上のアンテナと同じ高さのアンテナ高を想定しています。
「電波障害の調査を依頼したいのですが...」というお問い合わせを頂いた場合、大きく分けて2種類の調査に分けることが出来ます。
1つ目は、新築の建造物を建設するにあたり近隣に電波障害が発生するか?、しないか?という調査です。一般的にテレビ電波障害事前調査といわれているものです。都道府県や市区町村によっては、建築確認の申請時にテレビ電波障害の事前調査報告書を添えて申請することが義務化または条例化されている地域もあり、かなり一般的な調査といえます。
強電界地域ではアナログよりもデジタルの方が障害距離が短くなります。1/5になるとか言われたのは「強電界地域では...」という接頭語が省略されたためと現在では考えられています。
2つ目は、既存のテレビ電波障害施設の対策工事範囲内で「地デジが受信できるか?、できないか?」の調査です。一般的には、「地デジ受信状況調査」「地デジフィールド調査」「地デジ受信可否調査」等と呼ばれています。何故、こんなに様々な名前があるかと申しますと、ここ2~3年くらいの間に新しく考え出された調査方法なので、諸官庁も含めて、皆、勝手に名前を付けてしまった結果であります。
さて、最初に前者のテレビ電波障害事前調査の調査方法ですが、もちろん測定機材や測定方法はかなり難しく技術者以外では簡単にできるものではありませんが、あえて簡単に説明させていただくと、「新築の建造物が建設される前の受信状況のデータを測定しておき、その建造物が建設された後の受信状況のデータとを比較することで「電波障害の有無」を判断するというものです。したがって、どちらか一方のデータしか無い場合には、比較検討の材料が足りないということになります。特に事前データは、建造物の建設後には測定できませんので、工事開始前に実施しないといけません。
また、アナログ電波も2011年7月24日までは電波障害が発生する可能性がありますので、地デジと合わせて実施することをお奨めします。最近では、建造物の高層化により、衛星の電波障害も発生しやすくなっておりますので、そちらも忘れずに調査されることをお奨めいたします。
次に「地デジ受信状況調査」「地デジフィールド調査」「地デジ受信可否調査」についてですが、弊社におきましても、既存の電波障害施設の保有者様(建造物オーナー様やマンション管理組合様)から最もお問い合わせの多い案件となっております。
調査方法については、弊社のホームページでご参照いただきたいのですが、今回是非申し上げさせていただきたいのは、「地デジ受信状況調査」「地デジフィールド調査」「地デジ受信可否調査」の調査後についてです。
総務省発行の有名パンフレット。弊社ホームページからもPDFで数種類ダウンロードできます。
実は、最近、「調査は完了しているが、それ以降のステップがわからない」というご質問をいただくことが多くなっています。せっかくお金を掛けて、調査を実施したのですから、その結果に基づいて次のステップを検討することが必要なはずですが、調査を行った会社からは「次の提案が無い」というケースが多いようなのです。
そのようなことにならないためにも、是非、弊社を!というとあまりにも短絡的すぎるので申し上げませんが、調査後のステップも確認していただいてからご発注されることを強くお奨めさせていただきます。
電波障害については、弊社ホームページ上でもかなりのスペースをとってご説明させていただいている項目でございまして、1項目では掲載しきれないので3つに分けてあります。
テレビ電波障害調査:東京アンテナ工事(株)http://www.diginet.ne.jp/tokyo-ant/denpa-chosa.html
↑弊社でも1、2位を争うほどの人気ページです。
主に新築の建造物を建設するにあたり近隣に電波障害が発生するか?、しないか?という調査(テレビ電波障害事前調査)を解説しております。特に、関東地区に限定しておりますが、各都道府県の市区町村の条例と指導要綱を定期的にチェックして掲載しています。
電波障害対策工事:東京アンテナ工事(株)http://www.diginet.ne.jp/tokyo-ant/denpa/
↑テレビ電波障害事前調査の結果に基づいての対策工事(防除工事)について解説しております。
今後の電波障害施設の運営について:東京アンテナ工事(株)http://www.diginet.ne.jp/tokyo-ant/sisetu.html
↑既存の電波障害施設の保有者様(建造物オーナー様やマンション管理組合様)向けの保守方法や今後の対応方法について解説しております。おそらく電柱移設などについて、最も詳しく書いてあるホームページだと思っています。
地デジ受信可否調査:東京アンテナ工事(株)http://www.diginet.ne.jp/tokyo-ant/kahi.html
↑テレビ電波障害調査からの抜粋版で、「地デジ受信状況調査」「地デジフィールド調査」「地デジ受信可否調査」について解説させていただいております。
マンションや集合住宅を専門とするアンテナ工事屋ですので、電波障害ももちろん専門家であります。電波測定車も自社保有しております。当たり前ですが...。
もちろん高所作業車やスペクトラムアナライザーや光ファイバー融着器なども自社保有しております。
お奨めバックナンバー(当ブログ内)
http://ameblo.jp/tstfc/entry-10419814371.html
東京アンテナ工事株式会社http://www.diginet.ne.jp/