遠近法と東京スカイツリー(2)
2009年10月12日(塔高164m)に十間橋から撮影した写真。(逆さスカイツリーのポイントです。東京スカイツリーから約600メートルです。)
十間橋は、東京スカイツリーの足元から約600メートルの地点です。
したがって、上記の三角形では右上の二等辺三角形ということになり、角Aは45度になります。
私のカメラの場合、縦方向で、600メートル離れて、600メートルの建物がギリギリ入るようなので、縦方向で上方45度の画角だと考えています。
ですから、このカメラで横方向で撮影した場合には、縦横3:4の比率なので、3/4(4分の3)の450メートルの高さまでしかアングルに納まらないと考えています。
つまり、カメラの横アングルでは、上記の三角形の右下の直角三角形と同じように、610×1.73(ルート3)の約1055メートル離れなければ全体が写せないと考えています。(横方向の時の画角は30度になる。)
しかし、以前の遠近法の項目でも少々触れていますが、超高層建造物の場合、GL付近とてっぺん付近では大きな距離差が生まれるため、下方は大きく写り、上方は小さく写ると考えられる。
したがって、縦方向でも600メートルより手前、横方向でも1050メートルよりも手前で全体を写せる可能性が高い。
ただし、カメラにより画角に違いがあるようなので、一度、十間橋あたりでカメラの性能の確認をされると良いと思います。(私のカメラも9月に新型に新調しましたが、画角が広がっているようでした。)
ちなみに私の使っているデジカメは、キャノンのPowerShot SX120 ISです。
この記事には(1)と(3)があります。是非、ご覧下さい。
遠近法と東京スカイツリー(1)http://ameblo.jp/tstfc/entry-10361260350.html
遠近法と東京スカイツリー(3)http://ameblo.jp/tstfc/entry-10372117450.html
実験シリーズ
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