tsstkmのmy Pick 花が咲く季節。


先月、亡くなられた、田村正和さんの追悼番組。古畑任三郎も好きなドラマだけど、「砂の器」とか「私も燃えている」が好きだったから、「疑惑」の方が気になった。原作では富山が舞台だったけど、ドラマでは金沢が舞台になっている。その方が納得いくストーリーですよね。ある夫婦が車で金沢の港から海へ落ちる事故があり、運転手?夫が亡くなり、助手席の妻が助かって、冷静に警察に電話したりしたからなのか、事故死かと思われたが、夫に8億の保険がかけられていたこと。過去に前科4犯で逮捕されていたことから、妻が犯人と決めつけられる。新聞社の女性記者が書いた記事により、妻は、より疑われて逮捕される。弁護士がひとつひとつ、証拠を調べていく。その結果、女性記者のどこまでが本当かわからない、いい加減な記事とまわりの人の目が彼女を追い詰めていく。それでも、妻が犯人と思い込む、女性記者は弁護士まで追い込もうとするが~弁護士が不審に感じた、脱げた靴とスパナがなぜに、ブレーキの場所にあったのかな?など、女性記者が気づかないと言うか、理解できないことも実験して、結果を出した。そして、妻は心中しようとした夫が事故をおこして、泳げない夫は亡くなり、妻は助手席にいたのと、泳げたため、助かったのであった。普通なら、この夫婦にスポットライトをあてるのだろうけど、今回は、弁護士と女性記者がメインであった。女性記者は確かに、妻の彼女の過去を調べてはいたが、最初から、悪い女とか嫌な女と言う目でしか見ていないため、内容的には問題はあった。一度は死刑を言い渡されたけど、弁護士の熱心な証拠探しにより、実証により、事実が明らかになるが、それでも納得できない、女性記者だった。新聞社から休養するように言われて、ショックを受ける。「寒くて~」の言葉を聞いて、弁護士がセーターをプレゼントしたりしていくうちに、気が強い妻は気弱になっていく。すべての謎を解いて、妻は無罪となった。弁護士の田村さんは、ただただ、冷静で素敵だった。女性記者の室井さんは、意地悪マスゴミの代表そのままですね。そして、いつもはおとなしい、イメージの沢口靖子さんが、振り切った演技で怖かったです。さすが、女優だなぁ~と思いました。ずっと、頭の中に残っていて眠れなかったですね。久しぶりに、いいドラマを観た感じでしたね。