「夏への扉」観ました | 耳トレtsingmoo青木肇のブログ

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完全音感(絶対音感&相対音感)指導。聴音、ジャズピアノ、ジャズボーカル、スキャット、アカペラベース、英語発音指導。アカペラバンドクリニック。
ピアノ、アカペラ、合唱、リコーダー、カリンバアレンジなど。

青木肇tsingmoo@yahoo.co.jp

楽しみにしていた作品だけれどなかなかタイミングが合わず、今朝ようやく観れました。
新コロの影響でか最初の予定から大幅延期しての公開。

原作はハインラインの人気SF作品。
とても面白いけれど結構難しい印象もあります。
SF部分より特許や法律関係の記述とか。

舞台を日本に移し、また原作ではスタート地点が1970年くらいだったのを1995年に移しての翻案。
原作にはないアンドロイドのピートが非常に重要な役割ではあるものの、基本設定および物語の空気感はよく再現されていて好かったです。
初見では複雑で速くて分からない、という箇所がないのも○。

原作ファンにとっての評価は微妙に分かれるのかも。

でもあの込み入った話をよく2時間弱で薄めた感なしに纏めたものだと感心しました。

今のところ何度も繰り返し見たい欲求はないものの、SF映画が好きな人には普通にお薦めしたい作品。