こんにちは、トレーニングスペースアローの阿藤です。
前回の続きです。
『何故お尻の横の筋肉が使えないと、ももの外側の筋肉で相当頑張ってしまうのか?』
これを納得しなくては、足を細くする為にお尻の横を鍛えようなんて思えないですよね?
それでは説明させて頂きます
お尻の横の筋肉①でお話したとおり、お尻の横の筋肉(中殿筋)には、
『骨盤が左右にグラつかない様に安定させておく』という働きがあります
そしてこの働きは、人間が立っている時、歩くとき、しゃがむ時など、脚で体重を支える際には常に必要となる重要な役割となってきます。
でもこの役割は、他の筋肉である程度ごまかしが効きます。
それがモモの外側の筋肉です。その中でも大腿筋膜張筋でのごまかし動作(代償動作)が起こりやすいです。
そしてモモの外側の筋肉(大腿筋膜張筋)でのごまかし動作ばかり行っていくと、くっ付いているモモの外の靭帯(腸脛靭帯)も緊張状態になって張っていきます。
そしてそして、更に言うとモモの外の靭帯(腸脛靭帯)の緊張は、膝に対してつま先が外を向いてしまう姿勢を作り出します
実はこの姿勢、モモの内側の筋肉(半腱様筋、半膜様筋)がとても使いにくい状態にあるといえるのです。
この筋肉
お尻の横の筋肉を鍛えて使えるようにする事によって、今までは100:0でモモの外側の筋肉に頼っていたものを、99:1、98:2といった感じで徐々に
モモの外側の負担を減らしていくことができます
その事でモモの外側の張りは軽減していき、内股のたるみも解消されていくと言えるでしょう(さすがにちょっと極端ですが)
さて次回は、もう一つお尻のトレーニングをご紹介していきたいと思います
動作を正しくできているか見てほしい方。
効率的に身体の形を変えていきたい方。
是非一度アローに遊びにきてください。
おまちしてまーす