東京工芸大学芸術学部卒業・大学院修了制作展 2024に
行ってきました。
工芸大の卒展はコロナ禍の時期、
WEB配信や予約入場とか無くて関係者のみ招待だったので
2020年以来4年ぶりってことになるのかな?
卒業生が制作した様々なアニメーション作品が上映され、
血まみれの鬱アニメとかもあったけど、
私としては明るい作品やギャグアニメが好みです。
坂本美穂さんの『In the ocean』は、海に憧れる鳥の子が
人魚の子の協力で海に潜るというお話で、
アニメならではの表現で
異種族キャラの友情を描いた気持ちの良い作品でした。
田中こひろさん、西田大樹さん、花形恭平さんの
『エスケイプ』は、卒業証書を投げ捨てた男の子と
優等生の女の子がUFOを探しに行く
思春期っぽさが感じられる青春アニメでした。
佐々木隆仁さんの『外骨格』はエビが寿司屋で
エビを注文するとかギャグが面白かったです。
大庭愛結さんの『呪われてなんかいない』は
マグカップくんが闇堕ちして
ティーカップちゃんが人間に変身して立ち向かう話で
これもアニメでしか描けない作品で面白かったです。
地下のシアターで13時15分の上映開始から
17時45分くらいまでず~っと観てたのに
Aプログラム山本・木船研究室
Bプログラム細川研究室
Cプログラム池田研究室
Dプログラムハケン研究室
Eプログラム小柳研究室の作品までで、
Fプログラム山中研究室と
Gプログラム大学院修了制作は見られませんでした。
アニメーション学科の卒業生、多過ぎると思います。
明日また中野まで行くかな?
木船園子先生はご退職だそうです。
私も再雇用があと2年で終わりだからそんなもんか…
造形大の木船徳光先生とのユニットIKIFで制作した
様々な素材を使ったストップモーションアニメーション
『ぶーばーがー』とか印象に残ってます。
自分たちの子供の写真を素材にした作品をNHKで放映して
公共の電波を私用で使ったというネタもありましたが、
アニメは何でも有りということを体現していて
面白いと思いました。
個性的なアニメーションの先生が大学を辞めるのは
なんだか寂しさを感じます。
大学のアニメの作風(芸風)も変わっていくのかな?