星稜・奥川が23奪三振!相手応援歌ジョックロックを楽しみ、強打者揃い智弁和歌山を気迫で上回る! | 坂本龍馬(野球、ラグビー、映画、筋肉)ブログ

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優勝候補同士の対決、智弁和歌山対星稜は、後々に名勝負と言われる試合になるでしょう。
 
今日の奥川投手がすごすぎました。全国トップレベルの強打のチームでも、このピッチャーに対応できる打者は各チーム1〜2人位とは思っていましたが、智弁和歌山の打者の多くは極めてハイレベルで、上位から下位まで対応できるのではないかとみていました。
しかしながら...奥川投手のパフォーマンスはそんな智弁和歌山を凌駕していました。
今日のピッチングだと、昨年の高校野球史上最強チーム大阪桐蔭でも対応できなかったんではないか?もしかしたらプロも抑えてしまうんではないか?と思えたほど凄かったです。
 
但し、奥川投手、今日の智弁和歌山戦で相当消耗もしたので、準々決勝以降が心配です。明日の先発は無理でしょう。
 
こういう時は意外な伏兵が全国制覇するんですが、心情的には奥川投手の気迫には胸を打たれたので、星稜に頂点まで突き進んで欲しいですね。星稜2番手3番手投手と奥川投手の小学生からの恋女房である山瀬捕手に期待です。
 
 
以下両監督の星稜奥川投手に関するコメントです。
 
 
智弁和歌山の中谷仁監督
 

 悔しい。こういう試合でいいプレーをさせてあげられなかったのは監督の責任。負けてしまったのはすべて監督の責任だ。

    星稜の奥川投手には想像を上回るピッチングをされた。チャンスらしいチャンスを作れなかった。奥川投手はバントすらさせないという気迫に満ちており、バントをするのも難しかった。

 奥川投手は気迫、球威、投球術すべてが素晴らしかった。バッターとの対戦を楽しんでいるようにも見えた。勝負どころで150キロを連発され、こちらの想像を超えてきた。「最後まで投げ切るんだ」という気迫にも脱帽だ。

   奥川投手の投げる気持ちの入ったストレートは狙ってもなかなか打てない。(元楽天イーグルスの同僚で、現ニューヨーク・ヤンキースの)田中将大投手のようになるのではないかと思わされた。それほどの投手だ。

 

 

星稜の林監督

 

    勝利した実感がない。まだ試合が続いているような感覚。うちについている野球の神様が、こういうドラマを作ってくれたのかな。

 奥川はベストピッチングだった。集中してしっかりコーナーをついていた。ほとんど失投がなかった。智弁和歌山打線は終盤に強いので、「しっかりプランを立てて前半は抑えていくように」と助言していたが序盤から飛ばしていた。彼の能力をいかんなく発揮した。末恐ろしい。こんな選手には一生めぐり合わないだろう。連打を打たれることもなく、ドクターストップがかかるまで、奥川でいくしかないと思っていた。

 攻めが後手後手に回って、なかなか点を取れなかった。奥川はベンチで、「七回までしかもたないから早く点を取ってくれ」と笑いながら言っていた。ベンチはずっと明るい雰囲気だった。どこかで一本出てほしいと思っていた。終盤勝負だと思っていた。

 

※3回戦(8/17)
 
高岡商(富山) 4-9 履正社(大阪)

高岡商|000|101|002| = 4
履正社|003|202|20x| = 9

【投手】
高岡商:荒井(6)、松代
履正社:清水(6)、岩崎

【本塁打】
履正社:井上(6回②)
 
 
 
星稜(石川) 4x-1 智弁和歌山(和歌山)

智弁|000|001|000|000|00| = 1
星稜|000|100|000|000|03| = 4

※延長13回からタイブレーク(無死1・2塁)

【投手】
智弁:小林(3.2)、矢田(1.1)、池田
星稜:奥川

【本塁打】
星稜:福本(14回③)
 
 
 
敦賀気比(福井) 3-4 仙台育英(宮城)

敦賀気比|003|000|000| = 3
仙台育英|000|022|00x| = 4

【投手】
敦賀気比:笠島(6)、黒田(1)、松村
仙台育英:鈴木(3)、大栄(5.1)、笹倉
 
 
 
鶴岡東(山形) 6-7x 関東一(東東京)

鶴岡東|012|003|000|00| = 6
関東一|040|000|200|01| = 7

【投手】
鶴岡東:影山(6.1)、池田
関東一:谷(6)、土屋

【本塁打】
鶴岡東:竹花(3回②)
 
 
 
明日は高校野球、甲子園で最も面白いと言われるベスト8です。
 
※準々決勝(8/18)

明石商(兵庫) - 八戸学院光星(青森)
中京学院大中京(岐阜) - 作新学院(栃木)
星稜(石川) - 仙台育英(宮城)
履正社(大阪) - 関東一(東東京)

※準決勝(8/20)


未定 - 未定
未定 - 未定

※決勝(8/22)

未定 - 未定
 
 
 
 
本記事最後に奥川投手コメントを紹介します。
 

0点に抑えたかった

 みんなに「踏ん張れ。俺たちが決める」と言われてうれしかった。絶対に勝とうと思っていた。

 智弁和歌山は力のある打者がそろっているので、低め低めに投げた。今日は80点。終盤何とか粘れたと思うが失点が悔やまれる。0点に抑えたかった。あきらめそうなところがあったが投げ切れたのが去年からの成長。

 (魔曲と言われる智弁和歌山の)「ジョックロック」に、数々のチームがのまれているのを知っていた。「みんなで曲を楽しもう」と昨日のミーティングで話し合って決めていた。しっかり実行できたかなと思う。

 足をつったとき、相手の黒川主将が漢方のようなもの(熱中症対策の塩分補給剤)をくれた。智弁和歌山の強さはそういうところにあるんだなと感じた。最後に黒川主将と握手したときに「日本一になってくれ」と言われ、こみあげてくるものがあった。今日の勝ちが無駄にならないよう、明日に向けて準備したい。

星稜バッテリーの昔の写真です。こういうの良いですね。胸が熱くなります。

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