今日は前回の続きで、
「買いたいと思う物件が少ないワケ」について、
考えていきたいと思います。
前回、最近良く耳にする
「物件が少ないというのは本当なのか?」について、
過去の健美家のサイトの物件数と、
現在の健美家のサイトの物件数とを比較して、
実際に調べてみました。
※前回の記事
結論としては、
・木造アパートや区分は増加
・RCマンションは微増
重複掲載物件を考慮しても、
いずれも増加しているという結果が出ました。
物件は増えているのです。
また、不動産流通近代化センターの
「不動産流通動向月次概況」を見ても、
・中古マンション(区分)の総登録件数の前年比は31ヶ月連続プラス
・一戸建ての新規登録件数の前年比は31ヶ月連続プラス
※平成25年3月1日
投資用物件というジャンルはないものの、
登録物件数が増えていることが分かります。

それでは、なぜ物件が少ないと感じるのでしょうか?
もっと違う理由がるのではないかと私は考えています。
この理由を突きとめることこそ、
今のような状況で良い物件情報を入手するための、
「一つの鍵」になるのではないかと考えています。
それは、アベノミクスによる景況感の改善により、
新規に登録される物件数の増加以上に、
成約件数が増えているのでしょうか?
それも答えの一つだとは思いますが、
真の答えではないと思います。
もし仮に、今後さらに景気が悪化し、
物件数は増え、成約数が減ったとしても、
買いたいと思う物件が増えたとは感じないと思うのです。
また、「金融円滑化法」が3月で終了して、
もし仮に不良債権化する物件が増えたとしても、
われわれ不動産投資家は物件が増えたとは感じないでしょう。
※実際には、金融円滑化法が3月で終了しても、
物件数は増えないという見方が強いようです。
融資マニアで有名な石渡浩さんのブログにも、
このように書かれています → 不動産投資家 石渡浩のブログ
つまり、今後、多少物件が増えたとしても、
物件が増えたとは感じられないのではないかと、
わたしは考えているのです。
買いたいと思う物件が少ないワケは、
「標準化」と「〇〇化」に原因があるのではないかと、
わたしは考えているのです。
では、「標準化」と「〇〇化」とは何でしょうか?
長くなったので続きは次回にします。
いつものノリと違い、ちょっと硬い内容になっていますが、
このような内容で続けてもいいでしょうか?
「そのままでいいよ!」という方は、
ランキングをクリックして頂けると助かります!
▼クリック ⇒ ブログランキング